大海原を翔ける海鳥。中でも伊豆諸島の近海で、春から秋に多く見られるのがオオミズナギドリです。大島を含む伊豆諸島の島々でも繁殖し、御蔵島と利島には特に大きな集団繁殖地があります。御蔵島では「カツオドリ」、利島では「マトリ」と呼ばれ親しまれています。10月末から11月初めにかけて、オオミズナギドリは巣立ちの季節を迎えます。これに合わせて、伊豆諸島に暮らすオオミズナギドリの生態や保全上の課題を紹介するパネル展示を企画しました。この展示は、千葉県立中央博物館で令和3年度に開催された、夏の展示『うみ鳥っぷ[umi-Trip]—海鳥とめぐる島の旅・半島の旅—』の内容から、オオミズナギドリと関わりの深いストーリーを抜粋・編集したものです。中央博物館での展示風景、実際に展示した標本や資料の写真も織り交ぜてお届けします。海鳥の目線で、島の魅力を探る旅をお楽しみください!
会期:11月29日(水)まで
※当日の出帆港が岡田港の日のみ
会場:ジオステーションおかた港(岡田港船客待合所2階)
企画者:平田 和彦 氏(千葉県立中央博物館分館 海の博物館・研究員)
問い合わせ:伊豆大島ジオパーク推進委員会事務局(観光課ジオパーク推進係)
【電話】2-1446【メール】c010601@town.tokyo-oshima.lg.jp
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