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防災コラム その(9)~津浪から身を守るために~

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東京都大島町

大きな地震が、海で発生すると津波が来襲することが心配されます。大島では、過去に高さ10mを超えるような津波に襲われました。

■元禄型関東地震
1703年12月31日 岡田で10mの津波 死者54名(波浮の火口池が海とつながる)

■大正型関東地震
1923年9月1日 岡田で12mの津波 死者7名(崖崩れによる、4または5名の説あり)
津浪は大きな地震のあと、短時間で襲ってきます。
元禄型関東地震(マグニチュード8.2)と同様の地震が相模湾で発生すると、大島では震度6強の大きな揺れのあと、約2分で1m、約11分で最大約9メートルの津波が来襲すると試算されています。
緊急地震速報の発表や大きな揺れを感じたら
(1)頭を守り、机の下など安全な場所に身を隠す。
(2)揺れが収まったら火の元、非常持出し品の確認。
(3)急いで高台に避難。
改めて「津浪避難マップ」を見て家族と避難場所を確認するなど、津浪から身を守ることを考えてください。

■てんでっこ
岡田地区には「てんでっこ」と伝えられている言葉があります。三陸地方の「津波てんでんこ」と同じで、津波のときには「てんでんばらばら」に逃げろという意味です。津波の恐れがあるときには、ひとりひとり、ためらわずに避難することが命を守ることにつながります。
(伊豆大島 防災の手引き〔地震・津波編〕)

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