動物園の動物の多くはもともと生息している場所の気候に合わせて進化してきたため、大島では季節によって過ごし方を変える必要があります。例えば、レッサーパンダは、暑さが苦手であるため、夏の間は冷房がある屋内で過ごしますが、涼しくなってくると外の運動場にも出てきます。昨年来園したオスのピースケも運動場を楽しそうに動き回っています。その一方で、寒さが苦手な動物たちも動物園にはいます。ゾウガメたちは夏の間ずっと外にいましたが、気温が低下すると動きが鈍くなってしまうため、暖かい温室に移動させます。今年は10月14日に室内への引っ越しを行いましたが、引っ越しの数日前から温室の入口に来て、中に入りたそうにアピールするカメもいました。また、サル島のワオキツネザルたちもすでに温かい室内に移動しました。冬の動物園は夏とは違う装いを見せます。ぜひ、様子を見に来てください!!
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