予防接種情報 予防接種について、多く寄せられるご質問にお答えします!

39／69

Q1.どうして予防接種を受けなければいけないの?
ワクチンで予防できる病気は、どれも重い症状が出たり後遺症が残ったり死亡者が出ている重大な感染症です。しかしながら現代医学をもってしても有効な治療法がなく、そのためワクチンが開発されてきました。よく知られている水ぼうそうやおたふくかぜで死亡することもありますし、幸いなことに軽症で済んだとしても、子どもが病気にかかると発熱や症状で苦しみ、家族にも精神的・肉体的・経済的負担がかかります。ワクチンを接種していれば、ワクチンで予防できる病気にはかからないか、かかりにくくなり、もしかかっても、症状は軽く、命にかかわるような重症になる心配はなくなります。

Q2.自然にかかった方が免疫がつくのでは?
自然に病気に感染すれば、その病気に対する免疫を獲得できます。病気によっては強力な免疫が長期間持続することもあり、「自然にかかった方がいい」と誤解されることも。一方、ワクチンも免疫を作りだしますが、しっかりと免疫を獲得するために複数回接種しなければならないものもあります。
でも、忘れないで!そもそもワクチンは感染すると重い後遺症や死亡の危険の高い病気を予防するためにあるのです。強力な免疫を得るために、つらい症状に苦しんだり死亡や後遺症など重症化の恐れにさらされるのは本末転倒です。ワクチンは、自然感染と同じ仕組みで、かつコントロールされた安全な状態で免疫を作りだしてくれます。

Q3.ワクチンには副反応があるから接種しない方がいい?
副反応はゼロではないので、保護者の方が不安に思うのも無理はありません。でも、健康な子どもに重大な副反応が出ることは大変まれです。接種した場所が赤く腫れたり少し熱が出たりする軽い副反応がほとんどです。ワクチンは予防法として安全性と確実性が高いので、重い免疫の病気やアレルギーなどのないお子さんは安心して受けてください。

予防接種についてのご相談・お問合せは　福祉けんこう課　けんこう係【電話】2-1482へ