動物園のフライングケージ内には、カラスバトなどのたくさんの鳥とともに、現在30頭のパルマワラビーがいます。このところ赤ちゃんが長らくすごしたお母さんの袋から出てくるようになりました。ちなみに、パルマワラビーは有袋類という仲間の哺乳類で、赤ちゃんは母親のおなかの袋で育ちます。また、ワラビーの赤ちゃんは手足が未発達で、目も見えない状態で生まれますが、赤ちゃんは生まれるとにおいを頼りに母親の体をはいずって袋まで自力で移動します。袋の中に母親の乳首があるので、そこまで移動し、ようやくおっぱいを飲むことができます。大きくなるにつれ、次第に袋から出るようになりますが、驚くとすぐに袋の中に逃げ込みます。そのようなかわいい赤ちゃんワラビー、ご来園の際ぜひ注目してください!!
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