新春のご挨拶

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大島町議会議長　中村　佳一

令和6年の新年を迎え大島町議会を代表し、謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。
町民の皆様におかれましては、輝かしい新年を迎えられたこととお喜び申し上げます。
昨年は5月8日より新型コロナウィルス感染症の位置付けが2類から5類に変更され、観光産業を始め社会経済活動もようやく光がさして来た様に思われ、大島町でも各種行事やイベントも平常時に戻されつつあります。しかし地球温暖化の元、新たな感染症が何時発生するかも知れません。これからインフルエンザも含め1人ひとりが感染症対策についても関心を持って対応してほしいと思います。
さて、大島町議会は昨年の第1回定例会に於いて議会基本条例を制定致しました。簡単に申し上げますと、議会運営の原則や町民と議会、議会と町長との関係等について議会の姿勢を明文化したものです。最終的な目的は、住民福祉の向上と町政の発展に寄与することであります。意義については、その理念を全議員で共有することにより議会活動を活性化し、開かれた議会とするため情報公開と議会改革、更に公平公正な議会運営に努め、町民の信頼と負託に応える議会を作ることであります。この条例を活用して今年以降、議会運営委員会を軸に活動して参りたいと思います。
一方、町政に目を向けますと令和6年度から令和13年度までの町行政の道筋や方向性を定める「第7次基本構想基本計画」の策定が3月までで決まります。議会は元より町民の皆様のご意見が重要であります。是非、多くの皆様のご意見をお寄せ頂くようお願い致します。町政の現在の課題には人口減少と高齢化への対応、産業の振興、防災対策、島内交通体系問題が上げられますが、特に防災対策については、議会も町も危機管理を徹底して大きな災害にならないよう防災に対する意義を共有して参りたいと思っております。
今年は坂上町政2年目に入ります。山積みする課題を議会としましても、町民の皆様のご意見を伺いながら町と共に解決に向け、努力して参りたいと思いますのでご協力の程よろしくお願い致します。
本年が町民の皆様にとりまして活力と希望に満ちた良き年であります様、議員一同祈念して、新年のご挨拶とさせて頂きます。