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国立公園コラム「知っていますか?外来種による、大島の自然への驚異(3)」

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東京都大島町

伊豆大島はほぼ全域が富士箱根伊豆国立公園の一部となっています。大島でも見掛ける機会が増えた外来種について、7月より「外来種図鑑」を発信しています。今月は「セイタカアワダチソウ」について紹介します。
・北アメリカ原産 9~11月開花
・日本の侵略的外来種ワースト100、重点対策外来種・ススキなどの在来種と競合する
・生態系への影響=競合(在来種と住処や食物を取り合う)
・大島で多い場所:サンセットパームライン、空き地など
セイタカアワダチソウの茎に、赤い虫がびっしり付いているのを見たことはありませんか?「セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシ」といって、セイタカアワダチソウにしか付かないアブラムシの仲間です。このように、植物にくっついて移入してきた外来の虫もたくさんいます。
外来種は一度定着すると完全駆除は困難な場合がほとんどです。
みなさまには「入れない」·「捨てない」·「拡げない」ことにご協力いただければ幸いです。大島にしかない自然を、未来にも引き継げるよう、一緒に大切にしていきましょう!
また外来種であっても、防除する際は次のことに気をつけてください。
1.土地の所有者に確認をとる
2.植物の場合、抜き取った後の処理をする(植物片が散らばらないよう、ビニール袋に入れる等)

・空き地の適切な管理も外来種が増えすぎることを防ぐよ。

問い合わせ:環境省伊豆諸島管理官事務所
【電話】2-7115【メール】RO-IZUIS@env.go.jp

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