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防災コラムその(21)~避難所の生活環境~

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東京都大島町

災害から身を守るため、自宅が災害に遭遇してしまった時など「避難所」で過ごす場合があります。避難所は、多くの人が限られた空間で生活するため自宅に比べ生活環境は良くなく、長期の避難生活では体調を崩される方も多いようです。このため内閣府から避難所でも良好な生活環境の確保に努めるよう求められています。避難所のスペースやプライバシー確保などを検証するため、海洋国際高校の防災教育「避難所設営訓練」においてご協力いただき避難スペースの確認などを行いました。
パーテーションで囲まれた限られたスペース内(2.0×2.0m)で2~3名の家族が過ごすことを想定し、段ボールベットの設置、状況により簡易トイレの設置も可能かなどを検討しました。パーテーションで囲まれるだけで視覚のプライバシーが守られ、「寮より快適」(海洋国際高校生徒)などの感想がありました。
避難所の環境改善には避難所の広さ、トイレの設置状況、実際の避難者数などが異なり単一には決められませんが、今後、さらに精査し環境改善を進めて行きたいと思います。

問い合わせ:防災対策室
【電話】2-0035

■防災クイズ
災害時に水やお湯を入れるだけで食べられるごはんは何でしょう。
(1)アルファ化米(まい) (2)ねんぐ米(まい) (3)浅田まい

▼防災コラム「答え」
(1)アルファ化米(まい)
お米を炊いたあとに急速に乾燥させたものがアルファ化米です。熱湯を入れて約15分、水では約60分で食べられます。

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