大島公園だより No.138

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■カラスバト繁殖施設で初めてヒナが誕生!!

大島にも生息する天然記念物カラスバトの大島公園動物園での飼育は約30年前に保護された1羽から始まっており、園ではこれまで国内の動物園で初めての繁殖に成功させた実績があります。現在、フライングケージなどで21羽を飼育しています。カラスバトのさらなる繁殖に取り組むため、令和4年9月カラスバト専用の繁殖舎を完成させました(繁殖舎はカラスバトが安心して生活できるよう、非公開となっています)。繁殖舎完成から1年、令和5年9月待望のヒナが誕生し、職員一同大喜びしました。ヒナは順調に成長し、今では大人のカラスバトと同程度の大きさになりました。動物園では今後も希少なカラスバトがたくさん生まれ、育っていくよう、生息環境の維持や給餌等にしっかり取り組んでいきます。みなさま、温かくお見守りください。