昭和27年4月9日、日本航空301便(もく星号)が裏砂漠に墜落しました。その犠牲となられた乗員・乗客37名の御冥福を御祈りに、毎年、日本航空幹部が、来島されており、今年も航空慰霊碑建立地を訪れ、献花・焼香されていきました。
航空慰霊碑は、ご遺族の方がいつでも足を運べるよう、歌の茶屋前南を約20m登った東側に、昭和28年10月、内輪山を向いて建立されました。
碑文には、「昭和27年4月9日、日航もく星号がここ三原山頂に於て遭難し、内外人37名の方がたが犠牲となられました。吾等は不祥事再び繰り返すことなきを期し、遭難者の冥福を祈り且航空技術の向上発展を念願して、江湖の御賛助の下ここに建碑する次第であります」とあり、亡くなられた37名全員の氏名が彫られています。
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