皆さん、今年も桜通りのサクラをお楽しみいただけましたか?
実はこのサクラが、現在、大きな危機を迎えています。大島支庁が令和5年度に実施した街路樹診断により、桜通りのオオシマザクラ94本のうち31本が不健全の状態であることが判明しました。不健全な状態のサクラを放置すると、倒れて事故の原因となったり、通行の妨げとなることなどが想定されるため、今後、数年にわたって伐採及び植樹していくことを考えています。サクラ並木の復活に向け、現在、大島高校の生徒が島の宝であるオオシマザクラの苗木を大切に育てています。しかし、サクラが植樹可能な状態になるまで7~8年かかると想定されています。
このためしばらくは、桜通りのサクラ並木が揃わない状態になりますが、島民の皆様の安全を最優先とし、時期を見ながら順次植え替えをしていく方向で調整を進めていきますので、島民の皆様にはご理解とご協力頂きますよう、よろしくお願いします。
大島高校の生徒が丹精込めて育てたサクラが咲き誇り、これまで以上に綺麗な島の名所として再生する日を楽しみにしていてください。
問い合わせ:大島支庁土木課 維持工事担当
【電話】2-4447
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