区は、地球温暖化を防ぐため、「大田区脱炭素戦略」を策定し、温室効果ガス(二酸化炭素など)の削減に取り組んでいます。今回は、温室効果ガスを減らすため、食べ残しなどの「食品ロス削減」を中心に、私たちが今日からできることを紹介します。
◎大田区は、SDGs未来都市、自治体SDGsモデル事業にふさわしい持続可能な取り組みを行っています
目標12:つくる責任 つかう責任
目標13:気候変動に具体的な対策を
■なぜ「食品ロス」が温室効果ガスを発生させるの?
日本では、年間約523万トン(令和3年)の食品が捨てられています。国民1人当たりにすると、1日お茶わん約1杯分です。食品を生産や加工、ごみとして処理する過程で燃料や水などのエネルギーが使われ、温室効果ガスを排出しています。
◆食べ残しを避けよう
お店に聞いて食べきれる量を注文しよう
《こちらもチェック》
○食べきり・使いきりを応援 大田区食べきり応援団
応援団登録店舗では、量り売りや提供量の調整など、「食品ロス削減」に取り組んでいます。
◆食べ物を無駄にしない
冷蔵庫の中身を確認してから、買い物に出かけよう
◆冷凍保存を活用しよう
冷凍保存で食材を長持ちさせよう
《こちらもチェック》
○環境動画「食品ロスをへらそう!冷凍術のコツとレシピ」
※本紙表紙に、QRコードを記載しています。
◆食品ロス削減月間キャンペーン
環境動画を視聴してアンケートに答えると、抽選で100名に冷蔵庫の見える化につながる「マグネットシート」をプレゼント。
■区の脱炭素化に向けた取り組み例
◇環境にやさしい移動手段
走行時に二酸化炭素を排出しない電気自動車(EV)のカーシェアリングを開始しました。
◇紙を区役所でリサイクル
区役所内で発生した使用済みの紙から再生紙を生み出す機械を23区で唯一導入しています。区役所本庁舎2階「環境啓発コーナー」で見学できます。
※稼働は不定期
問合せ:環境計画課 計画推進・温暖化対策担当
【電話】5744-1362
【FAX】5744-1532
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