ノロウイルスに感染すると、約24~48時間後におう吐や下痢、腹痛などの症状が出ます。
◆食中毒が流行する3つの理由
(1)少量でも強い感染力
ほかの食中毒菌に比べ、少量で感染します。中には、症状が出ない人もいます。
(2)手指に付きやすい
感染者のふん便には、大量のノロウイルスが含まれます。ノロウイルスはとても小さいため、トイレットペーパーをすり抜けて、手指のしわにも入り込みます。
(3)広がりやすい
感染者の手指についたノロウイルスは、その手が触れた場所(トイレの便座やドアノブなど)を汚染します。汚染された手指から調理器具へ汚染を広げ、食品を直接汚染することによって食中毒を引き起こします。
◆食中毒の対策
・「石けんをよく泡立てて、丁寧に流す」を2回繰り返すことで、効果的に洗うことができます。手洗いはトイレの後だけではなく、調理開始前や盛り付け前のタイミングでも行いましょう。水気を取ったあとのアルコール消毒を忘れずに
・調理器具はよく洗い、熱湯か薄めた塩素系消毒薬で消毒しましょう
・カキなどの二枚貝は、中心部までしっかり加熱しましょう
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