■職業差別をなくそう~どの仕事も社会にとって大切です~
◇職業差別を知っていますか
ライフラインに関わる仕事、医療や介護、食材を提供する仕事、街をきれいに保つ清掃やごみ収集の仕事など、私たちはさまざまな仕事をする人に支えられて生活しています。しかし、感染症拡大の際には、患者だけでなく、治療のために働く医療従事者をはじめ幅広い職種の従事者たちが、心ない差別を受けました。差別は、必ずしも性別や年齢、障がいなどに限りません。仕事への偏見や理解の無さから従事者へ差別的な言動をするといった職業差別も存在します。
◇仕事もその人をかたちづくる一部です
仕事は社会を支える一方で、従事する人の生活の土台です。「この仕事は誰でもできる」、「誰もやりたがらない仕事だ」などと決めつけることは、仕事そのものだけでなく、従事する人を否定することにもつながります。
差別は何が理由となって起きるか分かりません。自分にとっての“ふつう”でも、誰かを否定的に決めつけていないか、振り返ることが大切です。新しい出会いが増える季節に向けて、自分の心を見つめ直してみませんか。
問合せ:人権・男女平等推進課 人権・男女平等推進担当
【電話】5744-1148
【FAX】5744-1556
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