これまで築いてきた地域のつながりを大切にし、暮らす人・働く人・学ぶ人・訪れる人の誰もが、安心して心穏やかな日々を送ることができるまちをつくります。
また、こどもから大人まで、誰もが夢や希望をもち、未来を切り拓ひらくことができる活力あるまちをつくります。
日々のやすらぎと未来への希望により、笑顔があふれるまちの実現をめざし、「心やすらぎ 未来へはばたく 笑顔のまち 大田区」を将来像として掲げます。
▽基本構想とは?
2040年ごろ(令和22年ごろ)の大田区のめざすべき将来像を提示し、今後のまちづくりの方向性を明らかにした、区の最上位の指針です。
大田区に関わるすべての人々の共通の目標として策定しました。
閲覧場所:問合先、区政情報コーナー、図書館、区HPなど
■2040年 笑顔あふれる大田区に向かって
大田区を取り巻く社会情勢は、大きな変化を続けています。
近年では、新型コロナウイルス感染症の流行という未曽有の危機が、人々の生活様式や働き方に大きな影響を与えました。また、少子高齢化の急激な進行や気候変動による自然災害の激甚化、情報通信技術の加速度的な進展や不透明さを増す国際情勢など、さまざまな要因が複雑に絡み合うことで、将来を見通すことが難しくなっています。
不透明・不確実な時代、いわゆるVUCA(ブーカ)時代到来の渦中においても、大田区としては地域課題に真正面から向き合い、誰もが安心して暮らせるよう政策を進めていく必要があります。
この先の未来に向け、夢や希望をもって、区民の皆さまが笑顔で暮らすことができるまちをつくり上げていくための確かな羅針盤として、約15年ぶりに新たな「大田区基本構想」を策定いたしました。
今後は、新たな基本構想で掲げた2040年ごろ(令和22年ごろ)の将来像である「心やすらぎ 未来へはばたく 笑顔のまち 大田区」の実現に向け、区民の皆さまと力を合わせながら、全力で取り組んでまいります。
最後に、新たな基本構想を策定するに当たり、ご意見やご提案を寄せていただいた多くの皆さまに、心より感謝を申し上げます。
▽VUCA(ブーカ)とは、
V:Volatility(変動性)
U:Uncertainty(不確実性)
C:Complexity(複雑性)
A:Ambiguity(曖昧性)
の頭文字をとった造語で、将来の予測が難しい不確実な社会状況を指す言葉
大田区長 鈴木晶雅
<この記事についてアンケートにご協力ください。>