区内では、2年連続で犯罪の認知件数が増えました。区は、「自転車盗難被害防止対策」「特殊詐欺被害防止対策」「こどもを犯罪から守る対策」を3本柱として、防犯対策の強化を進めています。
みんなで「安全で安心なまちおおた」を実現していきましょう。
■令和5年の区の刑法犯認知件数は3,851件発生、前年比197件増加
○刑法犯認知件数の中で最も多いのが自転車盗(全体の37%)
○特殊詐欺被害件数は151件発生、被害額は約1億7,100万円増加
【1】自転車盗難被害防止対策
令和5年に区内で発生した自転車盗難認知件数は、1,426件であり、23区内で4番目に多く発生しています。
盗難にあった自転車の多くは鍵がかかっていません。短い時間でも、必ず駐輪場に止めて鍵をかけましょう。
▽盗難時施錠状況
▽盗難被害場所
出典:「令和5年蒲田警察署管内の被害状況」
◎ツーロックで盗難防止の効果アップ
違う種類の鍵を2個以上付けると、犯行に時間がかかるため、盗難を防止する効果が期待できます。
【2】特殊詐欺被害防止対策
区内では令和5年に151件、総額約5億1,500万円の特殊詐欺の被害がありました。あなたの身近なところでも起きています。
特殊詐欺被害の多くは犯人からの電話がきっかけです。犯人は巧妙な手口で被害者を動揺させ、金銭や個人情報をだまし取ります。犯人との会話を避けるために自動通話録音機を設置しましょう。
◇自動通話録音機を無料で貸し出しています
対象:区内在住のおおむね65歳以上の方
申込方法:問合先、消費者生活センター、地域包括支援センター、区内4警察署(大森、田園調布、蒲田、池上)の窓口へ、本人確認書類(健康保険証など)を持参
※「この電話の通話内容は防犯のため録音されています」と警告メッセージが流れます
【3】こどもを犯罪から守る対策
こどもは通学などで保護者の目が届かないときに、犯罪や事件に巻き込まれるリスクが高くなります。区は、こどもたちを危険から守るために警察や地域と連携し、青色回転灯を装備した自動車による防犯パトロールなど、さまざまな取り組みを行っています。
◇パトロール員 元井 政夫(もといまさお)さん
「区には、児童に不安を与える声かけ、つきまといなどの不審者情報が、まちの人や学校、警察から寄せられます。私たちは、こども達の笑顔を守るため、毎日、下校時間帯を中心に通学路や公園をパトロールしています。皆さんからの応援が力になります。」
◎区民安全・安心メールに登録を!
区内の不審者情報や防犯情報を、お住まいの地域ごとにメールでお知らせします。
問合せ:防災危機管理課 防災危機管理担当
【電話】5744-1634
【FAX】5744-1519
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