元日に発生しました能登半島地震におきましては、被災された皆さまにお見舞いを申し上げるとともに、お亡くなりになられた方々のご冥福を心よりお祈りいたします。
被災地では、区職員の派遣や備蓄物資の輸送などの支援を行っております。この経験から得た知見を、私がこれまで進めてきた公助の取り組みの総点検に生かすとともに、区民の皆さまへ自助・共助の啓発も行ってまいります。
区民の皆さまのご協力が必要不可欠ですので、引き続きご理解をお願いいたします。
大田区長 鈴木晶雅
■区の取り組み
◆倒れないまちへ
(各種耐震化制度の詳細は本紙4面へ)
〇建築物の耐震性を向上しよう
・旧耐震基準建築物
(昭和56年5月31日以前に建てられた建築物)
↓
倒壊の危険性があります
・無料簡易診断
・耐震化に要する費用の一部助成
〇新耐震基準木造住宅(新たに助成開始!)
(昭和56年6月1日~平成12年5月31日に建てられた住宅)
↓
耐震性に課題がある場合もあります
・無料簡易診断
・診断費用の一部を助成
問合せ:防災まちづくり課 耐震改修担当
【電話】5744-1349
【FAX】5744-1526
◆燃えないまちへ
通電火災などを防止するため、感震ブレーカーのあっせん販売や要配慮者への支給などを行うほか、区内に約7,000本の街頭消火器を設置しています。
〇新たに助成世帯を拡大!
対象:木造住宅密集地域などの木造住宅にお住まいの世帯
助成内容:
(1)感震ブレーカー(簡易タイプ)の無償支給
(2)家庭用消火器をあっせん事業で購入する際の費用助成(1/3)
※(2)は7月開始予定
◎支援物資を確実に届けます
「災害時、支援物資が集積拠点に滞留し、避難所に届かない」という全国共通の課題に取り組み、物資集積拠点の機能を民間物流事業者が担う協定を令和6年3月に締結しました。
問合せ:防災危機管理課 防災危機管理担当
【電話】5744-1235
【FAX】5744-1519
■取り組もう!防災対策
◆確認しよう!避難行動と備え
〇防災ハザードマップ(冊子)
区内の災害リスクや、適切な避難行動をとるための防災関連情報を掲載しています。
〇防災ポータル・防災アプリ
気象情報や交通機関の運行状況も確認できます。4月から防災行政無線の放送内容を確認できる機能が追加されました。
〇わが家の防災チェックBOOK
身の守り方や、日頃の備えを確認しましょう。
◎在宅避難にも備え、最低3日分、できれば7日分の備蓄をしよう!
水や食料のほか、簡易トイレやモバイルバッテリー、生活用品も忘れずにご用意ください。
問合せ:防災危機管理課 防災危機管理担当
【電話】5744-1235
【FAX】5744-1519
◆けがをしたら救護所へ!
大きな地震でけがをしたら、お近くの緊急医療救護所·軽症者救護所にお越しください。区内で震度6弱以上の地震が発生した場合、区内19か所に、おおむね72時間設置します。地域の医師会、薬剤師会をはじめ医療職の皆さんと区が救護所を運営します。
◎「大田区災害時医療職ボランティア」にご登録ください
緊急医療救護所などで行うトリアージ(治療の優先順位付け)や軽症者の処置、避難所での各種活動にも多くの医療職の皆さんの力が必要です。
問合せ:健康医療政策課 災害・地域医療担当
【電話】5744-1264
【FAX】5744-1523
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