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自治体の皆さまへ

環境に優しい暑さ対策

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東京都小平市

◆日ごろからできること
上手に省エネしながら暑さ対策をするには、室温を上げないことが重要です。部屋にこもる熱の約74%は窓から入ってくるので、窓からの熱を遮り、部屋の温度が上がるのを防ぎましょう。

▼緑のカーテンや、すだれ、サンシェードを使う
家の外側に緑のカーテンやすだれ、サンシェードを使って日かげをつくると、室内の熱がこもりにくくなります。屋内ではブラインドやカーテンで日差しを遮りましょう。家の外と中の両方で熱を遮断することで、室温の上昇を防ぎ、エアコンの負担を減らせます。緑のカーテンは、ゴーヤ、きゅうり、朝顔などのつる性の植物を育てて作ります。緑のカーテンを育てるこつなどは、紙面1面のQRコードをご覧ください。

〇緑のカーテンを使っている 市民の方の声
西日の当たるリビングに緑のカーテンを使っていて、癒しの空間になっています。部屋が涼しくなり、エアコンの設定温度も2、3度上げました。

▼室外機の対策
室外機やその周りが日差しで熱くなると、室内の空気の熱をうまく排出できず、部屋を冷やす働きが悪くなってしまいます。室外機の周りは風通しを良くし、日よけパネルなどを設置して、温度が上がらない工夫をしましょう。

▼打ち水
日本の伝統的な涼み方、打ち水が注目されています。家の周りや玄関先に水をまくと、まいた水が周囲を冷やし、涼しい風が吹いてきます。水まきは、朝や夕方が効果的です。お風呂の水などを利用すると、水の有効利用ができます。

◆帰宅直後にできること
▽窓を開け空気の入れ替え
エアコンは運転開始から設定温度に達するまでが一番電力を使います。帰宅後は対角の位置にある窓を2か所以上開けて換気をし、少しでも熱気を逃して室温を下げてから、エアコンのスイッチを入れましょう。定期的なエアコンのフィルター掃除も運転効率を上げるために必要です。

◆在宅中にできること
▽扇風機などを上手に使い、効率的に冷やす
冷たい風は下にたまりやすいので、冷房の風向きは上向きにしましょう。扇風機やサーキュレーターを、エアコンの風下に向かい合わせて置き、天井に向けて使うと、空気が循環して、部屋を効率的に冷やすことができます。

▽保冷剤などで体を冷やす
皮膚の下に動脈が通っている首、こめかみ、手首、わきの下などは、体温を下げるのに効果的な部位です。こうした所に保冷剤や、ぬれたタオルなどを当てると、より早く涼しさを感じられます。

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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