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自治体の皆さまへ

関東大震災から100年 大地震に備えて今からできること

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東京都小平市

今年は、1923年(大正12年)に発生した関東大震災から、100年の節目に当たります。国の地震調査委員会によると、30年以内に南関東域でマグニチュード7クラスの首都直下地震が発生する確率は、約70%と言われています。大地震に備えて今からできることをしませんか。

■想定される地震の被害
令和4年5月に、東京都防災会議で「首都直下地震等による東京の被害想定」が見直されました(右表)。市では、震度6強程度の揺れが想定されています。また、ライフラインの復旧にかかる日数は、電気が約1週間、ガスは約6週間、水道は約1か月かかるとされています。

令和4年に公表された小平市の被害想定

東京都防災会議 令和4年5月「首都直下地震等による東京の被害想定」より

■自宅の安全が確認できる場合は在宅避難にご協力を
在宅避難とは、災害時に自宅で避難生活を送ることです。避難所には、収容人数に限りがあるため、すべての方を受け入れることができません。
自宅倒壊や火災などの危険がなく、安全に生活できる場合は、在宅避難をお願いします。

■避難所に行かない避難の方法 在宅避難への備え
ふだんからできる、在宅避難をするためにできることを紹介します。

▼家の中を安全に
地震では、棚が倒れる、食器や窓ガラスが割れるなどの被害があります。
家具類を固定したり、配置を変えるなどの工夫をしましょう。
・転倒防止器具で棚を固定、・飛び出し防止器具の設置
・飛散防止フィルムを貼る
・家具の配置を変える

▼防災・災害情報の確認
災害時には、避難情報や避難所の開設情報など、さまざまな情報が配信されます。最新情報を入手できるように準備をしておきましょう。
・小平市ホームページ
・小平市メールマガジン
(こだいらNEWS)
・小平市公式ツイッター
アカウント名…プチ田舎 東京都小平市
・小平市公式LINE
アカウント名…小平市
・東京都防災マップ
災害時、避難所の開設状況などが地図で確認できます。
・防災行政無線
地震・集中豪雨などの緊急性が高い情報を発信します。
放送内容は、放送から一定時間、電話で確認できます。
電話番号:自動音声応答サービス
【電話】042-341-0793

▼日常生活で使うものを多めに買って消費する 回転備蓄を
災害時は、電気、ガス、水道などのライフラインや物資の供給が止まることがあります。
食料品や生活必需品を、最低3日分、できれば1週間分を備蓄し、古いものから消費しながら買い足す回転備蓄で備えましょう。

○備蓄品の一例
・飲料水(1人1日3リットル)
・簡易トイレ(1人1日6回目安)
・マスク、体温計、消毒用品(アルコール・ジェルなど)
・ペーパータオル、ウェットティッシュ、ハンドタオル
・おむつ、生理用品などの衛生用品
・携帯電話用充電器、通信機器用のバッテリー
・懐中電灯、充電式ラジオ、カセットコンロ、ヘルメット
※詳しくは、小平市ホームページ(ID3398)をご覧ください。

■自主防災組織の結成を
自主防災組織とは、地域住民が協力して、「自分たちのまちは自分たちで守る」ことを目的に、日ごろからさまざまな活動を行う組織です。
平常時には災害に備えた取り組みを行い、災害時には、応急活動などを行います。
自主防災組織は、10世帯以上から登録できます。登録方法や補助金など、詳しくは小平市ホームページ(ID2671)をご覧になるか、お問い合わせください。

問合せ:防災危機管理課
【電話】042-346-9519

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