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自治体の皆さまへ

年頭にあたって

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東京都小平市

新年明けましておめでとうございます。
さて、昨年5月には新型コロナウイルス感染症は5類感染症に移行し、引き続き注意は必要なものの、社会経済活動はコロナ禍以前の状況に戻りつつあります。
しかし、エネルギーや食料品をはじめとした、さまざまな分野にわたる物価高騰や円安などの影響も長期化しており、この先の状況の見通しを立てることは、大変難しくなっております。
このような状況の中、行政としては、市民の利便性の向上や市の各種業務の効率化が求められており、デジタル化のさらなる取り組みを進めていく必要があります。
また、「男女共同参画宣言都市こだいら」を踏まえ、女性が活躍できる環境を整えていくことも必要です。
子ども・子育て支援施策や、介護予防、地域での見守りなどの高齢化への対応などは、誰もが暮らしやすいまちづくりを目指すうえで大変重要です。
さらに、世界的に喫緊の課題である環境問題では、特に「小平市ゼロカーボンシティ宣言」を踏まえた取り組みを推進してまいります。
このほか、公共施設の本格的な更新に向けた財源の確保や、公共施設マネジメントの取り組みのほか、地域の安全性・利便性を向上させる駅前再開発や、道路・公園などのインフラ施設の整備、大規模地震や近年頻発する台風、豪雨による風水害に対する防災・減災対策事業など、さまざまな事業を進めてまいります。
本年も、「つながり、共に創るまち こだいら」の実現に向け、市を取り巻く社会環境、市民意識、市民ニーズなどの変化を的確に捉え、より一層、積極的・機動的に必要な施策・事業を実施してまいります。
市長 小林 洋子

新年明けましておめでとうございます。
皆様には、小平市議会に対してご理解とご協力を賜り、市議会を代表して厚く御礼申し上げます。また、市民の皆様をはじめ、事業者の皆様、医療や福祉、保育、教育、交通、清掃などに従事されている皆様には、日頃からさまざまご協力を頂戴しましたこと、心より感謝申し上げます。
振り返りますと、昨年5月、新型コロナウイルス感染症の位置づけが5類感染症に移行し、規模の縮小や中止されていた地域活動や大きなイベントが徐々に再開するなど、少しずつですが、まちに活気が戻ってきたことを実感しております。昨夏は記録的な猛暑に見舞われ、12月に入ってからも日中は暖かい日があるなど、地球温暖化の影響を受け日本の四季が変わりつつあるようです。また、いまだ原油高や物価高は続いており、市民生活や地域経済は打撃を受けるなど、厳しい一年となり、市議会の責務を強く感じております。
市議会におきましては、昨年4月の市議会議員選挙により、6人の新人議員を迎えました。常任委員会では、委員会ごとに活発な議論を進めるとともに、市民と議会の意見交換会を開催し、定例会報告のほか、政策課題や市政全般について市民との意見交換を行うなど、精力的に活動をしてまいりました。また、姉妹都市である北海道小平(おびら)町とは、議長間でオンラインによる意見交換や、昭和53年から続いている議員相互親善訪問を4年ぶりに実施し、絆を深めることができました。
新たな体制の中で、引き続き、市議会の持つ役割と責務を果たすべく、議会改革や活性化に取り組んでまいります。
結びに、本年が皆様にとりまして幸多き一年となりますようご祈念申し上げまして、新年のごあいさつとさせていただきます。
市議会議長 松岡 あつし

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