市制施行記念日を迎えて 小平市長 小林 洋子

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市制施行62周年を迎え、ご挨拶申し上げます。
市民の皆さまにおかれましては、日頃より小平市政にご理解ご協力いただいておりますこと、改めて感謝申し上げます。
今年は、昨年に引き続き記録的な暑さの夏でした。自分自身がこどもの頃、暑さで学校のプールに入れないということは考えられませんでした。
まだまだ暑い日もございますが、行楽の秋を迎え、これからは過ごしやすい日も増えていくことと思います。皆さまも楽しみにしていただいている市民まつりが、今年は天候に恵まれますことを心より祈念しております。
さて、市では多様化する市民ニーズに応え、さまざまな課題をスムーズに解決していくため、地域コミュニティ担当や多文化共生担当、居住支援担当を設けるなど、組織体制の強化に取り組んでおります。
さらに、デジタル活用としてDXを推進し、国によるシステムの標準化に対応する取り組みを着実に推進するとともに、LINE(ライン)を活用した各種サービスの拡大による行政手続きのオンライン化、公共施設におけるWi-Fi(ワイファイ)環境の試行整備、生成AIの活用などを行ってまいります。そして、外部専門人材のアドバイスを受けながら、DXを推進してまいります。
また、市ではこれまでも行政のみではなく、市民の皆さまや多様な主体を含む地域団体の皆さまと、いかに連携・協働するかということに重点を置き、市政運営を進めてきました。
市の喫緊の課題である公共施設マネジメントにおいても、市民の皆さまとともに、計画的に推進してまいりました。
中央公民館など、中央エリアの整備において、引き続き設計を進めるとともに、小平第十一小学校および小平第十三小学校への複合施設の整備につきましても、それぞれ設計を開始しております。また、現在工事が進んでおります小川駅西口地区市街地再開発事業では、再開発ビル4・5階に入る予定の公共施設などにつきまして、開設に向けた具体的な準備を進めてまいります。
持続可能なまちであるために行う公共施設の再整備とともに、まちが大きく変化していく段階となりました。
進化する小平市にご期待ください。