11月12日から25日は、女性に対する暴力をなくす運動(パープルリボン運動)期間です。
この期間をきっかけに、自分も相手も大切にできる関係づくりについて、考えてみましょう。詳しくは、小平市ホームページ(ID78289)をご覧ください。
◆DV(ドメスティックバイオレンス)とは
配偶者や恋人など親密な関係にある、またはあった人から受ける暴力という意味で使用されることが多いです。
配偶者などからの暴力は、家庭生活の中で行われるなど、外部から発見しにくく、また、加害者が悪いことをしていると思わない傾向があります。
このため、周囲が気付かないうちに暴力がエスカレートし、被害が深刻化することがあります。
配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律(配偶者暴力防止法)では、被害者の性別を限定していませんが、DV被害者は女性が多い傾向があります(右図参照)。
DVは、殴る、蹴るなどの身体的暴力に限らず、さまざまな種類があります。詳しくは、小平市ホームページ(ID72112)をご覧ください。
配偶者からの被害経験
出典:令和6年版男女共同参画白書(内閣府、令和6年6月)
※端数の四捨五入によりグラフの合計が合わない場合があります。
◆相手と対等な関係を相談したいときは作れていますか
相手との関係において、次のようなことが繰り返し起きていないかをチェックしてみましょう。
・相手があなたの主張を受け入れたあと、不機嫌になる
・気にくわないことがあると、物にあたったり、壊したりされる
・自分が悪いから、相手を怒らせてしまうと思う
・相手と意見が違ったときに嫌われたくないため、我慢している
・自分の考えを聞いてもらえずに相手に決められてしまう
・自分が相手以外の人と仲良くするのは許されない
※上記のような行動を裏返して考えると、相手を傷つけていないかチェックすることができます。自分の行動も見つめ直してみましょう。
◆相談されたら
相手はあなたを信頼して相談しています。「束縛は愛されてる証拠だよ」などのDVを容認する発言を避け、「あなたは悪くないよ」というメッセージを伝え、受け止めましょう。また、相談窓口の情報を伝えましょう。
Aさん:最近、パートナーから携帯電話をチェックされていて、友人とのつきあいも制限されているから、当分の間会えなくなりそう。ごめんね。
Aさんの友人:そうなんだね、Aさんは悪くないよ。でも、それってDVなんじゃない?どう思ってる?
Aさん:本当は嫌だけど、パートナーに嫌われたくないから、我慢してる。
Aさんの友人:話してくれてありがとう。相談に乗ってくれるところがあるよ。相談してみたらどうかな?
◆相談したいときは
専門の相談員がいます。ひとりで悩まずに相談しましょう。秘密は厳守します。
◇市の相談窓口
・小平市女性相談【電話】042-345-2415
相談日:月曜〜土曜日 午前10時〜午後4時
(月曜日のみ午後6時まで、祝日、年末年始を除く)
※面談は電話での予約が必要です。
・小平市女性LINE相談(チャット形式)
相談日:令和7年3月28日(金)までの毎週水曜・金曜日
午後4時〜8時(祝日、年末年始を除く)
◇都の相談窓口
・東京ウィメンズプラザ女性相談(DV専用)【電話】03-5467-1721
相談日:毎日 午前9時〜午後9時(年末年始を除く)
・東京ウィメンズプラザ男性相談【電話】03-3400-5313
相談日:月曜・水曜・木曜日…午後5時〜8時、土曜日…午後2時〜5時
(祝日、年末年始を除く)
◆DV防止啓発講座 こどもが安心して過ごせる家庭をつくるために
日時:12月14日(土) 午前10時〜正午
場所:
(1)中央公民館学習室4、
(2)テレビ会議システム(Zoom(ズーム))
定員:各30人
※(1)は保育5人あります(1歳から就学前まで、11月29日(金)までに問合せ先へ、先着順)。
申込み:
(1)は氏名、電話番号を問合せ先【メール】danjokyodo-sankaku@city.kodaira.lg.jpへ(電話・電子メール可、先着順)、
(2)は12月11日(水)までに、東京共同電子申請・届出サービス(3面欄外QRコード)へ(先着順)
※二次元コードは本紙またはPDF版をご覧下さい。
◆パネル展示
日時:11月29日(金)まで
場所:市役所1階ロビー
内容:内閣府からの啓発物(ポスター、チラシほか)、インターンシップの学生が作成した掲示物、児童虐待防止推進キャンペーン、女性の人権ホットライン強化週間に関する展示ほか
問合せ:市民協働・男女参画推進課
【電話】042-346-9618
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