■紙資源は燃やすごみに入れないで
市では、年間約26,000トンの燃やすごみを収集していますが、その中には、本来資源として回収できるものが多く混入しています。混入している雑がみの推計量は、約1,500トンにもなります。燃やすごみの減量と資源としての有効活用のため、資源とごみの分別を見直しましょう。
※資源の出し方について、詳しくは小平市ホームページ(ID48623)をご覧ください。
紙資源の中に少量でもリサイクルできない紙が混入すると、古紙として再生できなくなってしまうんだ。例えば、A4サイズ1枚の昇華転写紙が混入すると、約100トンの紙が無駄になってしまうよ。資源になるものか、確認しよう。
市内で収集された紙資源は、国内でトイレットペーパーや包装紙などにリサイクルされているよ。名刺くらいの大きさのものから、資源になるんだ。
◇紙資源になるもの
例:雑誌・本・雑がみ、新聞紙、段ボール、食品や菓子の箱、包装紙
※雨の日でも、紙資源の収集は、通常どおり行います。雨の日に出す場合も、ふだんと同じ場所・方法で出してください。
◇リサイクルできない紙(燃やすごみ)
例:
・汚れやにおいが付いているもの
ピザの箱、石鹸などのにおいの付いた紙
・特殊な加工(防水加工など)がされているもの
レシート、写真、紙コップやクッキングシート、緩衝材付き封筒、靴やバッグの詰め物(昇華転写紙)
■32.6%〜食品ロスの現状〜
この数字は、小平市の家庭から出る生ごみに占める食品ロスの割合です。
食品ロスとは、まだ食べられるのに捨てられてしまった食品・食材のことです。
市では、家庭から出た生ごみの約32.6%が、未開封や食べ残しでした(令和6年3月ごみ組成分析調査)。もったいないと思いませんか。
食品ロスを減らすために、ふだんの生活を少し意識して、できることから始めましょう。
◆食品ロスの内訳
まだ食べられる食品・食材が3割も捨てられているなんてもったいないね。
◆家庭でできる食品ロス削減
◇買い過ぎない
・冷蔵庫に残っているものを確認してから買い物をする
・量り売りやばら売りを活用し、必要な分だけを購入する
・すぐに消費するのであれば、賞味・消費期限が近いものを購入する(てまえどりをする)
・買い過ぎてしまい、余ってしまいそうなレトルト食品などは、フードドライブへ
◇食材を使い切る
・食材に適した保存方法で保管し、すべて使う
・野菜の茎や葉、皮なども料理して食べる
・食べ切れなかったものは、他の料理にアレンジする
・週に1度は冷蔵庫大掃除デーを決め、食材を使い切る
・調理方法を工夫する
◇食べ切る
・食べ残さない
・食べ切れなかった料理は、保存して早めに食べる
◆市の食品ロス削減のための取り組み
◇こだいら食べきり協力店の認定
食べ残しなど、飲食店や食料品小売店で発生する食品ロスの削減に取り組む市内28店舗をこだいら食べきり協力店として認定しました(10月現在)。
こだいら食べきり協力店の目印はステッカー(右図)です。各店舗の取り組み内容をご確認のうえ、ぜひご利用ください。
営業時間や定休日など、詳しくは小平市ホームページ(ID105703)をご覧いただくか、各店舗にお問い合わせください。
※詳細は本紙またはPDF版をご覧下さい。
◇てまえどり運動の実施
てまえどりとは、商品棚の手前にある商品を選ぶことです。すぐに食べる場合は、手前にある賞味・消費期限が近いものを選んでみましょう。
◇フードドライブの実施
家庭で余っている未開封の缶詰やインスタント・レトルトなどの食品を、こだいら生活相談支援センターなどで預かっています。預かった食品は、生活困窮者への支援や市内のこども食堂などで活用されます。回収できる食品の条件や日時など、詳しくは小平市ホームページ(ID43020)をご覧ください。
■不要品が売却できるかもしれません リユースプラットフォームおいくら
おいくらは、複数のショップの買取価格を比較し、手間なく売却ができるサービスです。ソファーや冷蔵庫、洗濯機といった大型製品から、昔集めたコレクションや最近使用していない趣味しこう品まで、幅広い品物が買い取りの対象になります。利用方法など、詳しくは小平市ホームページ(ID108452)をご覧ください。
■不要品を捨てる前に利用してみませんか 地域情報サイト ジモティー
ジモティーでは、自宅にある不要品などの引き取り手を地元地域で探すことができます。利用方法など、詳しくは小平市ホームページ(ID98649)をご覧ください。
◇ジモティーの特徴
・地元の掲示板だから引き取り手がすぐに見つかる
・登録料・手数料が無料
・サイト内のチャットで簡単に取引ができる
・処分費用をかけずに譲ることができる
■セブン-イレブンとデニーズにペットボトル自動回収機を設置
ペットボトルは、ペットボトルの回収日にご自宅から出していただくほか、市内のセブン-イレブンやデニーズの店舗でも回収を行っています。自動回収機設置店舗や協定については、小平市ホームページ(ID109170、83982、109136)をご覧ください。
店舗で回収したペットボトルは、再原料化して再びペットボトルとして利用されます。なお、ペットボトル5本ごとに1nanaco(ナナコ)ポイントが貯まります。
※1nanaco=1円。
問合せ:資源循環課
【電話】042-346-9535
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