~震災時の電気による火災を防ぐ~
■地震による火災の多くは電気が原因
大規模地震時に発生した火災の6割以上が電気に起因しています。
阪神・淡路大震災(平成7年1月)
東日本大震災(平成23年3月)
出典:内閣府「大規模地震時の電気火災の発生抑制に関する検討報告書について(概要)」
総務省消防庁は、令和6年1月1日の能登半島地震で起きた輪島市大規模火災も、電気に起因した可能性があるとの見解を示しています。
■電気火災対策には、感震ブレーカーが効果的
感震ブレーカーは、地震発生時に設定値以上の揺れを感知したときに、ブレーカーやコンセントなどの電気を自動的に止める器具です。感震ブレーカーの設置は、不在時やブレーカーを切って避難する余裕がない場合に電気火災を防止する有効な手段です。
・避難のために、懐中電灯などの非常用照明器具の準備をしましょう
・医療器具などをご利用の方は、電気遮断による影響を十分に考慮して設置を検討してください
※詳細は本紙またはPDF版をご覧下さい。
出典:内閣府・消防庁・経済産業省「感震ブレーカー普及啓発チラシ」
市では、12月5日から、感震ブレーカー設置費用補助制度を開始します。
詳しくは、2面をご覧ください。
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