令和4年小平市内
被害認知件数:85件
被害総額:約1億2,300万円
・被害者の約9割は70代、80代
・被害のきっかけは約9割が自宅の固定電話
・詐欺の電話は金融機関・市役所・警察・息子などを名乗る
小平市は、多摩26市の中で特殊詐欺の被害が多く、令和4年は70代と80代が詐欺被害の約9割を占めていました。被害に遭わないために、特殊詐欺の特徴を知り、対策をしましょう。
◆特殊詐欺被害が多発しています
市内の特殊詐欺の手口として、還付金詐欺、キャッシュカード詐欺盗、オレオレ詐欺が約9割を占めています(令和4年)。また、被害のきっかけは、自宅の固定電話によるものが約9割と非常に多いです。詳しくは、小平市ホームページ(ID109453)をご覧ください。
▽特殊詐欺被害のきっかけ
(令和4年)
◆還付金詐欺
市役所職員などを名乗り、「医療費の還付金がある」などと言って、ATMを操作させ、犯人の口座に送金させる。
▽対策
ATMで還付金は受け取れません。不審に思った際は、すぐに電話を切り、警察に相談しましょう。
◆キャッシュカード詐欺盗
警察官や銀行などの職員を名乗り、「口座が犯罪に使われているので、キャッシュカードの交換が必要」などと言って、カードを取りに来る。封筒などにカードを入れさせて、隙をみて他のカードが入った封筒とすり替えて盗み取る。
▽対策
警察官や銀行などの職員が暗証番号を聞いたり、キャッシュカードを受け取りに来ることは絶対にありません。暗証番号やキャッシュカードは他人に渡さず、すぐに警察に相談してください。
◆オレオレ詐欺
親族などを名乗り、「お金が入ったかばんを無くしたから、お金が必要だ」などと言って、同僚などを装った犯人が取りに来て現金をだまし取る。
▽対策
「風邪をひいて声が変わった」など、いつもと違うな、という電話があったら、一息ついて、知っている番号に折り返したり、警察に相談しましょう。
◆電話で「お金」の話が出たら、特殊詐欺です。
◆最近増えてます サポート詐欺
パソコンでインターネット閲覧中に、突然「コンピューターウイルス感染」などの偽の警告が表示されます。その後、サポートセンターなどと名乗る詐欺犯人と電話で通話した際に、サポート代などとして電子マネーカードの購入を要求され、金銭をだまし取られる手口です。市内でも幅広い年代で被害が出ています。
▽対策
・警告画面が出たら、ブラウザを終了またはパソコンを再起動する
・警告画面の電話番号に電話をかけない
◆能登半島地震に便乗した詐欺的トラブルにご注意ください。義援金や寄付を集めるという不審な電話や訪問に注意。
問合せ:地域安全課
【電話】042-346-9614
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