高齢者の心身の健康のためには、適度な運動やバランスのとれた食事に加え、地域のつながりが効果的であると言われています。安心して、住み慣れた地域で、いきいきと自分らしく元気に過ごすために、地域活動に参加してみませんか。
また、地域活動で出会った仲間と、日々の小さなことなどを互いに支え合えるような関係性をつくっていきませんか。
■まずは地域のつながりをつくりましょう
定期的に地域のサークル活動などに参加することは、健康で自立した生活を維持することに、よい影響を与えると言われています。社会とつながり、人間関係が豊かになると、元気な生活を続けることができます。
◇地域活動で出会った仲間と支え合いませんか
日々の小さなことなどを気軽に相談して支え合える仲間を、市内で開催されている地域活動などに参加して見つけてみませんか。
以下のようなことは出会った仲間同士で助け合うこともできるよ
・安否確認
・話し相手、相談相手が欲しい
・体調が悪いときに少し買い物に行ってもらう
・災害時の声かけ、避難支援 ほか
■地域のつながりをつくりたい方、高齢者を支援したい方
生活支援コーディネーター(地域支え合い推進員)へ
誰かとつながれる地域づくり
◇生活支援コーディネーターとは
地域の皆さんと協力しながら、地域全体で高齢者を支える地域づくりに取り組んでいます。地域の支え合いを推進するため、市内の地域包括支援センター(高齢者あんしん相談窓口)に2人ずつ配置されています。
役割:
・高齢者の地域の困りごとの把握、地域の通いの場(地域活動をする場所)の開設・運営支援
・住民主体の話し合いの場である協議会の立ち上げ
・地域における活動の調整役 ほか
◇ご相談ください
通いの場に参加してみたい高齢者の方はもちろん、高齢者が通える居場所を作りたい、困っている高齢者のためにボランティアをしたいなど、地域のために何か活動をしてみたい方も、生活支援コーディネーターへご相談ください。
詳しくは、小平市ホームページ(右図QRコード)をご覧ください。
※二次元コードは本紙またはPDF版をご覧下さい。
■地域の通いの場・協議会に参加してみませんか
◇通いの場
・オレンジカフェ
認知症の方や家族、地域住民の方が集う場です。
・居場所・サロン
誰もが気軽に集える場所です。
・フレトレ
フレイル予防を3人以上の仲間(フレンド)と週に1回、一緒に励まし合って(フレーフレー)、小平いきらく体操をします。
※詳しくは、近くの地域包括支援センターへお問い合わせください。
私たちは、毎週水曜日に集まって小平いきらく体操などをしています。自分のペースで参加でき、楽しく活動しています。1人では、なかなか動かせない体も、仲間と一緒だと頑張れます。体操の合間に世間話をする時間も楽しくて、体の機能向上だけでなく、ストレス解消にもなっています。
フレトレ活動を行っている楽楽ファイト津田の皆さん
◇地域の通いの場巡りツアー
通いの場を生活支援コーディネーターと一緒に巡ってみませんか。まち巡りボランティアガイドが小平の魅力を解説しながら居場所やフレトレ、オレンジカフェなど3か所(3km程度)を歩きます。
日時:3月11日(火)
(1)午前9時50分〜午後2時、
(2)午後0時15分〜3時
集合:(1)喜平地域センター、(2)西武線一橋学園駅
※解散場所は、どちらも上水南公民館。
費用:1,000円程度(昼食代)
定員:各5人
申込み:2月20日(木)までに、東京共同電子申請・届出サービス(3面欄外QRコード)または地域包括支援センター中央センターへ(申込み多数の場合は抽選)【電話】042-345-0691
※二次元コードは本紙またはPDF版をご覧下さい。
◇協議会(地域支え合い会議)
地域のつながり、支え合いのある地域づくりを進めるのは、通いの場だけではありません。地域の課題などを住民主体で取り組む協議会もあります。協議会では、地域の困りごとや助け合いなどについて話し合いをし、居場所づくりやウォークラリーマップの作成、多世代交流のイベントなどを開催しています。興味のある方は、お気軽に地域包括支援センターにご相談ください。地域包括支援センターの連絡先は、小平市ホームページ(ID2645)をご確認ください。
問合せ:高齢者支援課
【電話】042-346-9539
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