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文京区指定有形文化財 新規指定

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東京都文京区

名称・員数:木造阿弥陀如来立像(もくぞうあみだにょらいりゅうぞう) 1軀(く)
別区:指定有形文化財(彫刻)
指定日:3月1日
所有者:宗教法人西岸寺(さいがんじ)(春日1丁目)
本像は、古くから西岸寺の本尊として本堂の須弥壇(しゅみだん)上に安置されています。高さは1m弱(約3尺)で、目を伏せた穏やかな表情や、落ち着いた姿、衣服の表現などには、平安時代後期の仏像の特徴がみられます。
本像を伝える西岸寺は、江戸時代初期の元和(げんな)2(1616)年に開創されたと伝えられる浄土宗寺院です。関連資料によると少なくとも江戸時代の半ばには西岸寺の本尊となっていたことが知られます。
区では、これまでに6件の平安時代の仏像を区指定文化財に指定してきました。7件目となる本像も、区内に残る平安時代後期の優れた作風を示す貴重な文化財です。
「木造阿弥陀如来立像」は、区の指定文化財としては88件目、有形文化財(彫刻)としては15件目となります。寺院に所蔵されているため、通常は非公開です。
※詳細は区HP参照

問合せ:教育総務課文化財保護係
【電話】03-5803-1305

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