▼健康で安心な生活基盤の整備
●介護支援専門員及び主任介護支援専門員の資格の更新等に係る研修費用の助成
●小日向二丁目の国有地を活用した特別養護老人ホーム等の整備
●旧区立特別養護老人ホームの大規模改修
●長寿ふれあい食堂の活動への補助
●障害者グループホームや障害者(児)通所施設等の施設整備費及び開所費用に対する補助の拡充
●民間建物を活用した区立放課後等デイサービス事業所や公有地等を活用した障害者施設の整備の促進
●HPVワクチンの接種を希望する男子の保護者に対する任意予防接種費用の助成
●おたふくかぜワクチンの接種費用助成回数の拡充
▼活力と魅力あふれるまちの創造
●区内スタートアップ企業への支援(家賃補助、経営相談等)
●地域活動・商店会の活性化(若手人材の発掘・担い手育成、文京アンバサダーによる魅力発信)
●消費者還元サービス、環境に配慮した区内商店の取組への費用等の補助
●区内伝統工芸の魅力発信の強化・販売促進等
●小倉百人一首や競技かるたの魅力を区内外に発信
●ナイトライフ観光の推進
●日本・トルコ外交関係樹立100周年及び文京区・ベイオウル区友好都市提携10周年を契機とした国際理解の定着
▼文化的で豊かな共生社会の実現
●町会・自治会の再開事業等に対する補助の継続及び担い手確保に向けた地域活動団体との連携事業への追加補助
●パリ2024オリンピック・パラリンピック競技大会関連種目のデモンストレーション等を通じたスポーツに対する気運醸成、インクルーシブスポーツへの理解促進
●小石川運動場の人工芝の張り替え及び照明のLED化に向けた設計
●図書館における「学びの拠点」としての機能向上(ICタグを利用した貸出しのセルフ化の準備等)
▼環境の保全と快適で安全なまちづくり
●「ゼロカーボンシティ」に向けた取組(区民や事業者等への温室効果ガス排出削減に繋がる機器等の設置費用助成等)
●7年度から予定している区内全域でのプラスチック分別回収事業の実施に向けた周知・啓発
●アスベストが使用されている建物等の所有者に対するアスベストの調査費及び除去工事費助成
●地域防災計画の修正による、首都直下地震等の災害に備えた対策の充実・強化
●防災アドバイザー派遣事業の拡充(在宅避難の訓練メニューの追加)
●在宅避難の重要性の周知啓発(VRコンテンツの作成)
●中高層共同住宅の管理組合等の居住者以外の方でも24時間使用可能なAED設置に対する費用助成
●耐震化促進事業の助成対象の追加(2000年基準を満たさない木造建築物)
●一般緊急輸送道路や緊急道路障害物除去路線の沿道建築物への耐震化の助成
●緊急輸送道路から避難所等までの短区間における無電柱化整備
●大塚仲町公園等の設計や切通公園等の再整備工事の実施
▼持続可能な行財政運営
●マイナンバーカードを利用したコンビニエンスストア多機能端末機における証明書交付に戸籍証明を追加
●区民等からの問合せに対し回答情報を提示する「AIチャットボット」の導入
●旧元町小学校及び元町公園の保全・有効活用に向けた施設整備
●国と連携した後楽一丁目エリアマネジメント事業の推進
●旧大塚地域活動センター跡地における区内2か所目の青少年プラザと育成室の併設に向けた検討
●旧アカデミー向丘跡地における障害者福祉施設の設置に向けた検討
●ふるさと納税制度の返礼品を拡充し、地域や区内産業の魅力を発信
■おわりに
現行の「文の京」総合戦略は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の期間と重なり、区政課題の解決に向けた事業の中止や縮小を余儀なくされるなど、事業の進捗に大きな影響を受けました。
一方で、感染症の感染拡大は、新たな価値観や手法の定着など、様々な社会変革を生み出し、区としても、デジタル化の加速等の進展が見られた分野もありました。
6年度を初年度とする次期「文の京」総合戦略では、これまでの経験を踏まえ、より一層、スピード感を持って各施策を推進するとともに、中長期的な展望の下、社会情勢の変化に柔軟に対応しながら、「文の京」総合戦略に掲げる主要課題の解決に向け、たゆまぬ努力を続けてまいります。
私は、基本構想に掲げる将来都市像である「歴史と文化と緑に育まれた、みんなが主役のまち『文の京』」の実現に向け、全ての区民の皆様から「住んでいてよかった」「これからも住み続けたい」と思っていただけるよう、その責務を果たし、全力で区政運営に取り組むことを、ここにお誓い申し上げます。
結びに当たり、区議会をはじめ、区民の皆様の一層のご理解とご協力を心からお願い申し上げ、令和6年の施政方針といたします。
(施政方針の全文は、区の「区長の部屋」に掲載しています。)
問合せ:企画課
【電話】03-5803-1126
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