7年度予算案などを審議する2月定例議会において、区長の施政方針演説を行いました。
予算案の概要と主な事業をお知らせします。
能登半島地震の発生から1年が過ぎ、その後、集中豪雨による被害も重なりましたが、被災地では復興に向けた取組が進められております。本区においても、首都直下地震等の大規模災害に備え、緊急防災対策事業などを実施してまいりました。区民の皆様におかれましても、身近に迫る災害から大切な命を守るために、一人一人が必要な防災対策に取り組んでいただきますよう、引き続き、お願い申し上げます。
これからも、「文(ふみ)の京(みやこ)」総合戦略における主要課題の解決へ向けた取組を一層充実させ、前例や既成概念にとらわれない、新たな発想や創意工夫による様々な施策を実施することで、次代を担う子どもたちの健やかな成長や、区民の健康で安心な暮らしを支える環境の整備に、全力で取り組んでまいります。
■大規模災害に備えた防災対策の充実・強化
●防災ガイドの全面リニューアル
●マンショントイレ対策セミナーの開催やマンホールトイレ設置助成の拡充
●区立小中学校の校門等へ誰でも24時間利用可能なAEDを設置
■地域共生社会の実現
●重層的支援体制整備事業(ぶんきょうチームでまるごと支援)
●手話言語による意思疎通支援事業
●障害者文化芸術活動の推進
●区独自の健康アプリを用いた健康寿命延伸事業
■サステナブルな社会をつくる
●2030年までに全ての区有施設の電力を再生可能エネルギー電力へ転換
●旧岩井学園グラウンド跡地を活用した、太陽光発電所「文京ソーラーパワー・岩井」の整備
●マンション共用部におけるLED照明器具設置への補助
●プラスチック分別回収の開始
■子どもが健やかに成長できる環境づくり
●区児童相談所の開設
●育成室待機児童解消加速化プラン
●新たな青少年プラザの建設と、スタートアップと連携した中高生専用の居場所事業
●学校施設等の計画的な改築、改修
■地域の活性化や賑わいの醸成
●事業承継支援や中小企業の自社人材強化支援
●スタートアップ交流会
●商店街における装飾灯の点検や修繕等の費用補助
●競技かるた普及啓発事業
■持続可能な行財政運営
●デジタル技術を活用した業務改革・行政サービスのデジタル化
●ふるさと納税制度における返礼品の拡充と、地域貢献事業を実施する区内協定大学への寄附制度を創設
●区立小学校の改築等に活用するため、東邦音楽大学(大塚4丁目)の敷地を取得
予算案の概要と主な事業の一覧は本紙2面参照
問合せ:企画課
【電話】03-5803-1126
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