区では、新たに指定文化財2件を決定しました。今回の指定で指定文化財は133件(登録文化財は55件)となります。
■指定有形文化財(絵画)
太宗寺(たいそうじ)の無量寿経曼荼羅(むりょうじゅきょうまんだら)・阿弥陀経曼荼羅(あみだきょうまんだら)(新宿2-9-2、太宗寺内)
二幅一対の曼荼羅で、既に区指定有形文化財となっている同寺の観無量寿経曼荼羅(かんむりょうじゅきょうまんだら)とともに浄土三部経(じょうどさんぶきょう)による曼荼羅です。画僧・古磵(こかん)の筆と考えられ、経典の内容が生き生きと描かれています(通常非公開)。
■指定史跡
藤田(ふじた)嗣治(つぐはる)(レオナール・フジタ)旧居跡(高田馬場4-22-7、須田外科クリニック)
新宿で生まれ、国際的にも高い評価を得る画家・藤田嗣治(1886~1968年)が、昭和8年(1933年)~11年(1936年)に暮らしたアトリエ付住居の跡です。パリを中心に画業を成した藤田の、国内の数少ない制作拠点として貴重な史跡です(クリニック利用者以外の立ち入り不可)。
問合せ:文化観光課文化資源係
【電話】5273-4126
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