■大規模修繕工事を円滑に実施するために
マンションを適正に維持管理し、長く住み続けられるようにするためには、計画的な大規模修繕工事が必要です。
国土交通省が実施した「令和3年度マンション大規模修繕工事に関する実態調査」で、大規模修繕工事を実施したマンションの平均修繕周期は「13年」が最も割合として高く、全体の約7割が12~15年の周期でした。
管理組合が大規模修繕工事を円滑に実施するためには、理事会や専門委員会等での最適な実施方式の検討や、実施方式に合ったパートナー(マンションの改修業務に精通した専門家)の選定が重要です。管理組合内の合意形成をスムーズに図るために、組合員へ修繕工事の内容や公正な業者の選定方法等を丁寧に説明する必要があります。
区では、一級建築士等の専門家が相談に応じるマンション管理相談や、マンションの理事会等に専門家を派遣するマンション管理相談員派遣を行っています。大規模修繕工事の進め方について専門家のアドバイスが必要な場合には、積極的にご活用ください。
問合せ:住宅課居住支援係
【電話】5273-3567
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