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〔しんじゅく各駅停車〕Vol.07 JR新宿駅

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東京都新宿区

■新宿駅 駅長にインタビュー!
JR東日本 新宿駅 駅長 田中茂さん

●新宿駅は3月に140周年を迎えます
当駅の1日の列車本数は約2,150本、乗車数は65万602人で、JR東日本では日本一の乗車数です。乗り入れの私鉄(京王電鉄・小田急電鉄・西武鉄道)、地下鉄(東京メトロ・都営地下鉄)を含めると、新宿駅は1日に約318万人(令和5年度実績)の利用者数を誇る世界一の巨大ターミナル駅です。
これほど大きな駅のオペレーションを行うには、社員のチームワークや結束力が重要です。当駅を管轄する新宿統括センターでは、駅業務ユニット・乗務ユニット・エリアユニットの3つのユニットで働く約540人の社員が連携し、安全・安心な運行に努めています。お客さまが快適に駅を利用できるよう、社員全員が窓口やホームでの積極的な声がけを行い、サービスやホスピタリティの向上に取り組んでいます。ほかにも、地域活性化やPRのサポートにも取り組んでおり、駅のスペースを利用した地方都市の観光イベントなども多く開催しています。
また、新宿駅では、乗り入れ6社の交流や支え合いが活発で、マナー啓発等のキャンペーンを会社の垣根を越えて協働で開催しているところも当駅の特徴といえます。
2020年に東西自由通路が開通し、駅の東西の行き来がスムーズになりましたが、より便利で快適な駅を目指し、現在、大規模工事を進めています。駅を利用するお客さまには、大変ご迷惑をおかけしておりますが、温かい目で見守っていただけますと幸いです。これからも世界一の駅で働くことの責任と喜び・誇りを胸に、安全・安心に駅をご利用いただけるよう、輸送品質・接遇サービスでも世界一の駅を目指して、社員一同一丸となって努めてまいります。140周年に関連したイベント等も開催予定ですので、ぜひ新宿駅へおいでください。

開業年月日:1885年(明治18年)3月1日
駅スタンプ:2020年にデザインを一新。「新」の文字に新宿の高層ビルと名産の内藤とうがらしを組み込んだデザイン

■開業140周年!新宿駅の発展と変遷
世界一の利用者数を誇る新宿駅。さらに発展を続ける駅の変遷をご紹介します。

○1885年(明治18年)3月1日
・初代新宿駅(新宿停車場)開業
日本鉄道品川線(現在の山手線の一部)の駅として開業。1日の乗降客数は約50人で、2両編成の旅客列車が3往復程度の運行だった。4年後の1889年(明治22年)には、新宿〜立川に甲武鉄道(現・中央線の前身)が開業。

○1906年(明治39年)3月1日
・二代目新宿駅
当時のまちの中心だった追分に近い、甲州街道に面した甲州口(現・南口)に駅舎が移転・新築。甲武鉄道が電車専用ホームとして、「甲州口」と「青梅口」の2か所にホームを設置した。

○1925年(大正14年)4月25日
・三代目新宿駅
関東大震災によって、東京市中から西郊へ多くの人々が移住。まちの中心が追分付近から新宿通り沿いの西(駅東口方面)へ移動する傾向もみられたため、駅舎を東口に移動。鉄筋コンクリート2階建てのモダンな駅舎が建築された。

○1964年(昭和39年)5月20日
・四代目新宿駅
新宿民衆駅ビル(新宿ステーションビル)として開業。1978年(昭和53年)には全面改装が行われマイシティに、2006年(平成18年)にルミネエストになった。

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