この調査は、「杉並区みどりの条例」に基づき、昭和47年から5年ごとに実施し、今回で11回目になります。区内全域のみどりの実態を把握するための尺度となる緑被(りょくひ)率をはじめ、調査の概要をお知らせします。調査結果は、みどり豊かなまちづくりのための緑化施策の検討などに活用します。
■緑被率
樹木・草地・農地・屋上緑化で覆われた緑被地が、区内全域に占める割合です。今回は21.99%(749.06ha)で、前回より0.22ポイント増加しました。
■みどり率
緑被地に加えて、緑に覆われていない公園と河川等の水面を加えた面積が、区内全域に占める割合です。今回は23.17%でした。
■屋上緑化
建築物の屋上等に植栽されている屋上緑化の面積です。今回は86,295平方メートルで、前回より9,655平方メートル増加しました。
■接道部緑化率
敷地の道路に接する面(接道部)の生け垣・植え込み等の「緑化有り」の割合です。今回は22.68%で、前回より1.93ポイント減少しました。
※ブロック塀から生け垣にできるなど、将来的に緑化が可能なところ。
■樹木
幹の直径が90cm以上の樹木を対象に調査しました。今回は666本で、前回より76本減少しました。
■樹林
高木が30本以上で構成される300平方メートル以上の樹木群を対象に調査しました。今回は128.34haで、前回より18.9ha減少しました。
問合せ:みどりの公園課みどりの計画係
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