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その咳、本当に風邪ですか? 9月24日~30日は結核予防週間です

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東京都杉並区

風邪のような症状が2週間以上続いたときは、結核を疑って早めに受診しましょう。

■結核は現代の病気
結核は過去の病気だと思われがちですが、4年には国内で約1万人が発病し、約1600人が死亡した国内最大規模の感染症です。4年の新規患者数は、都内で約1200人、区内では38人でした。

■結核ってどんな病気?
結核は、結核菌を肺に吸い込むことで起こる感染症です。感染しても必ず発病するわけではなく、通常は免疫力により結核菌の増殖を抑え込みますが、抑えきれなくなると発病します。

■こんなときはすぐに受診してください
初期症状は咳・たん・発熱など風邪に似ています。このような症状が2週間以上続いたときは、呼吸器科のある医療機関を受診しましょう。健診等の胸部エックス線検査の結果が「要精密検査」だったときは、放置せず早めに受診しましょう。結核は早めに発見して治療すれば治る病気です。早期発見は、重症化を防ぐだけでなく、家族や周囲の人への感染を防ぐためにも重要です。

■規則正しい生活、予防接種と健診が大切
結核の発病には、体力(抵抗力・免疫力)が大きく関与しています。過労や睡眠不足、不規則な生活習慣、無理なダイエット、ストレス、糖尿病等による免疫低下等は、発病の引き金になるので注意しましょう。
乳幼児は結核を発病すると重症化しやすいため、生後5〜8カ月に予防接種を受けましょう。また、高齢者は結核を発病しても咳・たん等の症状がない例が多くみられます。年1回の健診で、胸部エックス線検査を受けましょう。

問合せ:杉並保健所保健予防課感染症係
【電話】3391-1025

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