文字サイズ
自治体の皆さまへ

特集「すぎなみビト」編集者・ライター シゲタ ツヨシ(1)

2/65

東京都杉並区



■プロフィール
シゲタツヨシ 昭和59年大阪府生まれ。大学卒業後、ネット通販会社、大手企業のネット通販事業部を経験。転職をきっかけに転入してきた高円寺で飲食店の情報発信をインスタグラムで開始し、後にWebサイト「ツブサ・スギナミ」を開設。現在、杉並区と香川県三豊市に拠点を置き、ライター、編集者、動画クリエイター、SNSコンサルティング・運用代行など幅広く活躍中。SNSの総フォロワー数は3万人を超える。

■引っ越してきた高円寺で、まちの情報を一日一投稿
Q:高円寺で暮らし始めたきっかけは何だったのですか?
A:生まれは大阪で、大学卒業後に関西の会社に就職してサラリーマンになりました。その後、東京のネット通販会社に転職するのをきっかけに上京したのが30歳ごろ。数年後に再び転職するとき、その会社が丸ノ内線沿いにあったので新高円寺に引っ越してきたのが、高円寺暮らしの始まりです。

Q:高円寺にはどんな印象を持っていましたか?
A:何も知らずに高円寺に住み始めたのですが、最初はとにかく「よく分からないまち」という印象でした。というのも、チェーン店が少なく個人経営店が多いので、ちょっと見た感じではまちの様子がつかめないんですよね。自分が住むまちを知るためにも、高円寺の店を隅から隅まで訪れてみようと思いました。

Q:訪れた飲食店の情報をSNSで発信しようと思ったのはなぜですか?
A:転職した会社が大手企業のネット通販会社で、僕はその事業部のSNSの立ち上げ・運用に責任者として関わっていました。大手企業のSNSとなると、レギュレーション(規定)が細かく決まっていて、SNSでありながら人の投稿に「いいね」をすることもできないんです。それは大企業だから仕方ない面もあるのですが、もっと自由に発信してみたいという気持ちもあり、じゃあ個人で何を発信しよう? と考えたとき、ごはんなら毎日食べるし、一件一件訪れる飲食店を発信していけば一日一投稿できるのではないかとひらめいたのです。

Q:実際に一日一投稿、高円寺の情報を発信し続けたのですね。
A:365日で少なくとも365の高円寺の店を巡り、インスタグラムで発信しました。大企業と、自分が暮らすまちの個人経営店のSNSとでは、発信の仕方などに違いがあって学びも多かったです。しばらく並行して続けていたのですが、個人活動を始めて1年経ったころに会社を退職して、以降はフリーランスでライター、編集者、動画クリエイター、SNSのコンサルティング・運用代行などの仕事をしています。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU