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意見募集の結果をお知らせします

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東京都杉並区

いずれも策定に先立ち、「杉並区区民等の意見提出手続に関する条例」に基づき、「広報すぎなみ」(1)(2)6年10月1日号(3)12月5日号などで公表し、皆さんからご意見を伺いました。
頂いたご意見と区の考え方などは、下記閲覧場所のほか、区政資料室(区役所西棟2階)・区民事務所・図書館で3月16日まで閲覧できます(各閲覧場所の休業日を除く)。また、区ホームページからも閲覧できます。

(1)(仮称)杉並区子どもの権利に関する条例(骨子案)
意見提出期間:6年9月29日~10月31日
意見提出件数:38件(延べ84項目)
閲覧場所:子ども家庭部管理課(区役所東棟3階)、区立保育園・子供園、児童館、学童クラブ、ゆう杉並(荻窪1-56-3)、子ども・子育てプラザ

■頂いたご意見(概要)
保護者などの役割の部分は、保護者だけではなく、子ども関係施設の職員・区民・事業者が主体となっていることがとても重要なので、あえて「保護者等」とまとめないでほしい。

◇区の考え方(概要)
子どもの権利を保障するために、保護者をはじめ各主体が重要であると認識しています。それぞれの役割を個別に定める修正を行うとともに、普及啓発用のリーフレットなどで分かりやすく伝えていきます。

■頂いたご意見(概要)
「意見を聴かれる権利」の、「ボランティア活動や地域行事への参加など」という記述については、子どもの社会的活動を限定するかのように読み取れ、違和感を覚える。後述される「多様な社会的活動」で十分なため、削除してほしい。

◇区の考え方(概要)
子どもを含む全ての区民の皆さんに、多様な社会的活動を分かりやすく伝えるための一例として記載したものです。参加する活動を特定する意図はありませんので、例示を削除します。

■頂いたご意見(概要)
子どもの権利を保障するための具体的な施策は、条例の中でも特に重要になってくると思う。ぜひこの仕組みを実体化して継続的に見直しながら運営してほしい。

◇区の考え方(概要)
子どもを権利の侵害から救い解決していくことは、解決手段を持たない子どもにとって大切なことであると考え、子どもの権利救済委員を設置します。子どもの権利救済委員は、権利侵害に関する相談について子どもや保護者の気持ちを受け止め、子どもにとって最も善い解決方法を一緒に考え解決に向けた支援などを行います。

問合せ:子ども家庭部管理課子ども政策担当

(2)(仮称)杉並区いじめ防止対策推進条例(骨子案)
意見提出期間:6年9月29日~10月31日
意見提出件数:11件(延べ15項目)
閲覧場所:庶務課(区役所東棟6階)

■頂いたご意見(概要)
知らず知らずのうちに相手を傷つけるような言動の事例をクラスで話し合い理解を深めることができる機会を、年1回程度設けるのがよいのではないか。
また、話し合いが確実に実施されるよう、文書で全ての小中学校などに通知して実効性を保ってほしい。

◇区の考え方(概要)
区立小中学校で年3回以上のいじめに関する授業を行うよう、「杉並区いじめ防止対策推進基本方針」「いじめ対応マニュアル」に示しています。道徳の授業では、いじめをテーマに話し合うことも行っています。

■頂いたご意見(概要)
いじめを防止するためには、先生や周りの人がよく見てあげることが大切だと思う。一番いけないのが見て見ぬふりである。

◇区の考え方(概要)
学校では、教職員による日常の見守りはもちろん、アンケートなどに児童・生徒が書いた情報を複数で確認するなど、組織的な体制をとっています。
また、いじめを受けた子どもや行った子どものみならず、傍観したり周りに居たりした子どもに対しても、日頃から指導を行っています。

■頂いたご意見(概要)
この内容はいじめの防止にはなっておらず、全て対処になっている。根本的になぜいじめが起きるのかということに一切触れていない。もっと根本に踏み込んだ対策を考えないと時間の無駄だと思う。例えば学校・受験・塾・習い事で忙しい子どもたちはストレスで一杯である。

◇区の考え方(概要)
いじめの防止も非常に重要であると考えていますので、教育活動を通じた道徳教育・体験活動などの充実を図ることとしています。
また、子どもが抱えるストレスについては、いじめに限らず不登校などの問題に発展する可能性もあることから、スクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカーといった心理・福祉の専門職とも連携しながら、支援していくことが重要と考えています。

問合せ:庶務課

(3)杉並区建築物への再生可能エネルギー利用設備の設置の促進に関する計画(案)
意見提出期間:6年12月3日~7年1月6日
意見提出件数:9件(延べ23項目)
閲覧場所:建築課(区役所西棟3階)

■頂いたご意見(概要)
ぜひこの内容で施行してほしい。建築士が使うことのできる区のリーフレットには、電気代がお得になることなどに加え、背景にある温暖化の現状についても言及してほしい。

◇区の考え方(概要)
ご意見を踏まえ、計画の取り組みを進めていきます。また、リーフレット作成時の参考にさせていただきます。

■頂いたご意見(概要)
太陽光パネルは20〜30年で大量の廃棄物として処理不能となり環境問題を引き起こすだろう。
「建築物再生可能エネルギー利用促進区域制度」の導入そのものに反対する。

◇区の考え方(概要)
都の「太陽光発電設置解体新書」に記載のとおり、太陽光パネルはリサイクルが可能であり、首都圏にも複数のリサイクル施設があります。太陽光発電パネルの⼾建住宅などへの設置は、効果的に再生可能エネルギーの導入拡大を図ることができるため、建築物再生可能エネルギー利用促進区域制度の導入は必要と考えています。

問合せ:建築課

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