■主な財政指標の推移
経常収支比率・公債費比率・財政力指数の3つの財政指標の推移です。
(1)経常収支比率
市税や地方交付税等の経常的な一般財源のうち、縮減することが容易ではない経常的な支出に充てられた割合を見る指標です。財政構造の弾力性を測定する指標で、比率が高いほど政策的に使えるお金が少なく財政は硬直化していることになります。
(2)公債費比率
市債(借入金)に対する毎年度の公債費(元利償還金)に充てられる一般財源の標準財政規模に対する割合です。10%以下が適正な範囲とされています。
※標準財政規模とは、市税・地方譲与税や地方交付税等の標準的な水準の行政サービスを提供するうえで必要な一般財源の総量の目安となる数値で、国・都補助金等の特定財源は含まれません。
(3)財政力指数20
全国の自治体の財政力を同じ尺度で測った指数で、1を超えると財源に余裕があるとされています。普通交付税の算定に用います。
財政指標による分析
問合せ:財政課
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