あなたの財産や命が危ない! 不審な電話にご注意を

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詐欺・強盗の手口は日々巧妙化しています。「私は大丈夫」と思っていませんか。あらためて詐欺・強盗の手口やその対策について確認し、被害を未然に防ぎましょう。

■こんな電話はご注意ください!
◇市役所職員を名乗る人から電話が…
・市役所の健康保険課医療費担当の●●です。2万円の還付金があるのですが、通知は見ましたか?

→そんな通知は見ていませんが…

・こちらが指定する金融機関ATMで還付手続きができますので、着いたら操作方法を説明します。お電話ください。

◇銀行のATMの前で指定された番号に電話をすると…
・市役所から委託を受けた●●銀行の者です。ATMの操作を説明します。こちらから還付金を振り込むので、画面の「振り込み」ボタンを押して「金額入力」画面に、今からお伝えするパスワードを入力してください。

→分かりました。入力します。

・その後…お金が戻ってくるはずが、詐欺師にお金を振り込んでしまっていたことが発覚

■「ATMでお金が戻る」や「口座情報を教えてほしい」は詐欺です!　すぐに110番を!
ここに挙げた手口は一例です。国の機関(厚生労働省)を騙ったり、自宅にキャッシュカードを受け取りに来るような手口もあります。少しでも怪しいと感じたらすぐに110番か警察等に相談してください。

■1つでも当てはまったら要注意!詐欺チェックリスト
○市役所職員や警察、弁護士等を名乗る場合
・医療費や保険金を還付するからと言って、電話でATMの操作を指示される。
・あなたや家族の口座が悪用されていると言って口座番号を確認しようとする、又はキャッシュカードが悪用されているので確認のため自宅に預かりに来る。

○親族・知り合い等を名乗る場合
・風邪をひいて、のどの調子が悪いから声が変だ
・電話番号が変わった
・弁護士が代わりにお金やキャッシュカードを取りに行く

公的機関等や知り合い・親族の名前を出されても簡単に信用してはいけません。まずは家族や相談窓口等に相談しましょう。

■知らない電話番号には出ない!留守番電話機能の活用を
在宅時での「留守番電話機能」や「ナンバーディスプレイ機能」等を活用し、知らない電話番号には出ないことが対策の第一歩です。また、犯人への警告音声や会話内容を録音できる「自動通話録音機」の取り付けやスマートフォン・携帯電話を主回線にすることも効果的です。

■危険!1つの電話が強盗事件に発展するケースも
近年、電話で個人情報を事前に聞き出し(アポ電)、後日強盗に押しかける事件が発生しています。話した情報がきっかけであなたの金銭だけではなく命が狙われる危険もありますので、知らない相手には簡単に個人情報を伝えないようにしましょう。また、ドア・窓等の防犯強化の検討や戸締りを確実に行う等、日頃から心がけるようにしましょう。

■詐欺やアポ電かも…?と思ったらご相談ください
・警察相談ダイヤル…【電話】#9110
・東村山警察署…【電話】393-0110
・東村山市消費生活センター…【電話】395-8383
・市の防犯対策…防災防犯課

問合せ：防災防犯課