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令和5年市議会9月定例会 市長所信表明(要旨)(2)

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東京都東村山市

■市民スポーツフェスティバル「ぐるスポ」の開催
10月9日スポーツの日に開催します「ぐるスポ」は、会場をぐるぐる巡りさまざまなスポーツ体験と、東村山のグルメを楽しむ取り組みです。当日は、元プロ野球選手で東村山市ご出身の鳥谷敬氏をお招きすることを予定しています。現在は、野球解説者、社会人野球コーチなどを務められており、日々お忙しい中ではありますが、「ぐるスポ」の第1回目に華を添えていただけることとなりました。当日は、幼少期を過ごした東村山のエピソードやプロ野球でご活躍されたお話などをしていただける予定であり、詳しくは今後、市報や市ホームページ、ポスターなどで「ぐるスポ」の開催とあわせて、お知らせします。
(市報9月1日号掲載)

■令和5年度東京都・東村山市合同総合防災訓練
本訓練は、発災後100年の節目を迎える関東大震災の教訓、防災分野におけるデジタル化と住民などによる自助・共助、行政および関係機関による公助の連携をテーマとし、東京都との合同による、今までとは比較にならない大規模な訓練であり、小中学校児童生徒や高校生、消防団や自主防災組織、避難所運営連絡会や地域住民、市内関係機関、協定事業者にも参加・体験いただく訓練となります(9月1日〜3日実施)。約300名の市職員が参加することで、15万市民の安全安心を守るべく有事の際の行動を実際に体験することで得られる知見を今後の防災対応に活かす訓練とし、職員の防災力の向上も図ります。
(市報8月15日号掲載)

■義務教育就学児医療費助成の所得制限撤廃
本事業は、本年4月の市長選挙における公約として「義務教育就学児医療費助成における所得制限の段階的廃止」を掲げましたが、段階的廃止ではなく、当該助成そのものの所得制限撤廃に向けて、準備を進め、令和6年4月から運用開始する予定です。令和6年3月中には新たに対象となるかたへ医療証を届けるよう準備を進めます。所得制限の撤廃という本助成の拡充を図ることで、更なる子どもの健やかな成長と、子育て世帯の支援につなげます。

■令和4年度決算の概要と今後の財政運営
一般会計決算額につきましては、歳入が705億7千798万6千円で、対前年度比0.4パーセントの減、歳出が678億7千558万7千円で0.8パーセントの増となり、歳入は過去3番目、歳出は過去2番目の規模となりました。
歳入歳出の差し引きである形式収支は27億239万9千円で、翌年度へ繰り越すべき財源を除いた実質収支は26億201万2千円となりました。
第5次行財政改革大綱前期基本方針に示しております成果指標「実質的な財政収支」は黒字となり、「財政調整基金残高の標準財政規模に対する比率」につきましても、引き続き10パーセント以上を維持することができました。健全化判断比率は、4つのすべての指標について、前年度に引き続き、早期健全化基準を下回り、適正な範囲内となりました。
実質公債費比率は0.2ポイント上昇したものの、将来負担比率は前年度に引き続きマイナス比率となるなど、これまでの財政健全化へ向けた取り組みの成果が、数字となって表れているものと捉えております。
しかし、基金・地方債を最大限活用しており、これらの影響は後年度に表れること、加えて、依存財源の割合が高く国の地方財政計画による影響を受けやすい状況に変わりないことなどを踏まえ、行政サービスの水準を維持し、多大な財政需要が見込まれる大規模事業を計画的に実行するために、更なる行財政改革が必須であると、改めて認識しています。
本年度は、これら大規模事業の財源対策を踏まえた中長期的な財政見通しを策定し、令和6年度から7年度までを期間とする第5次行財政改革大綱の第2次実行プログラムに財政効果を見込んだ取組項目を設定するなど、行財政改革の取組を一層進めるため、庁内で調整作業に取り組んでいきます。

問合せ:企画政策課

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