明けましておめでとうございます。旧年中は市政推進にご理解とご協力を賜り誠にありがとうございました。
昨年は、新型コロナウイルス感染症が5類となり、社会経済活動が再開され、市内でも4年ぶりに各神社のお祭りや地域の盆踊り、産業まつり等が行われ、賑わいがまちに戻ってきました。加えて、本紙面でも紹介しているように、当市出身の元プロ野球選手の鳥谷敬氏をお招きし、「ぐるスポ」という新しいイベントも始まり、新たな賑わいも生み出されたところです。
また、5月には内閣府より「SDGs未来都市」と「自治体SDGsモデル事業」に多摩地域では初めてダブル選定され、誰一人取り残すことのない多様性と包摂性ある持続可能な東村山へ向けて大きく飛躍することができました。
そして、関東大震災から100年の昨年は9月に東京都と合同で総合防災訓練を実施し、当市の安全・安心のまちづくりを大きく前進させることができたところです。
さて、本年は、東村山市は市制施行60周年の節目を迎えます。人間でいえば「還暦」の年、『こころつなぐ、ともにつくる、未来きらり、東村山、おかげさまで60周年』をキャッチフレーズに「つなぐ」「つどう」「つくる」の3つのテーマで、まちの賑わいや活力を生み出し、市民の皆さまの『笑顔』を70周年、80周年、そして100周年へとつなげていくために、職員一丸となって各種の事業を展開していく所存です。
記念事業としては「市制施行60周年限定インスタグラムアカウント」を設け、2月1日(木)から3月31日(日)までカウントダウン投稿を行うことを皮切りに、5月25日(土)に若者世代を対象とした前夜祭を、翌26日(日)には記念式典をそれぞれ中央公民館にて開催する予定です。
これまでの東村山を築いてこられた先人の皆さまに感謝をしつつ、市民の皆さまと共に我がまちが「還暦」を迎えた慶びを分かち合い、未来へのエネルギーにしていきたいと考えております。
コロナ禍は一段落したものの、引き続き物価高騰や人口減少など、私たちを取り巻く環境には厳しいものがありますが、60周年の節目に当たり、あらためて市民の皆さまの命と暮らし、そして地域経済を守り、市制100周年も東村山市が『笑顔』つながる『たのしむらやま』となるよう、本年も全力で市政に取り組んでいくことをお約束いたします。
最後になりましたが、市民の皆さまのご健康とご多幸、ご活躍をお祈り申し上げます。どうぞ本年もよろしくお願いいたします。
東村山市長 渡部 尚
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