食品ロスとは、「まだ食べられるのに捨てられてしまった食品」のことです。政府は2030年度までに食品ロスを半減させる目標を掲げています。この機会に皆さんも食品ロスについて考えてみませんか。
■食品ロスの約半分は家庭から出ています。
日本の食品ロスは年間に約472万トン発生し、そのうち約236万トンが家庭から、約236万トンが事業者から発生しています。
■1日、1個おにぎりを捨てています。
日本人の1人当たりの食品ロス量は1年で約38kgです。これは日本人1人当たり、1日におにぎり約1個のご飯の量(110g)を捨てていることになります。
消費者庁ホームページ令和4年度食品ロス推計値の公表データより
■「もったいない」を食卓に!今日からできる食品ロス対策
○買い物前は冷蔵庫をチェック!
冷蔵庫の中を整理・確認しておくことで、期限が近いものから献立に取り入れたり、同じものを買ってしまうことを防ぐことができます。
○「てまえどり」を意識しよう!
賞味期限は「美味しく食べられる期限」です。すぐに食べるものは、棚の手前から選びましょう。
○食材はムダなく使おう!
捨ててしまいがちな野菜の皮や茎は、調理方法を工夫することで、美味しく食べることができます。また、肉類も正しい方法・期限であれば、安全に冷凍保存することができます。
消費者庁では、食品ロス削減の参考になるレシピを右記コードから紹介しています。
※二次元コードは本紙参照
食材を大切に使って、美味しく食べよう!
■市の取り組み
○フードドライブ
ご自宅で、賞味期限が迫っている食料品はありませんか?
「美住リサイクルショップ(夢ハウス)」(美住町2-11-32)にて、未利用食品の引き取り(フードドライブ)事業を行い、使いきれない食品を活用しています。寄付いただきました食品は、社会福祉協議会やフードバンクなどを通じて必要とされている方々にお渡しします。詳細は右記コードから。
※二次元コードは本紙参照
○図書館で特集展示をしています
中央図書館では大人向けから子ども向けまで食品ロスに関する本を展示しています。
日時:10月1日(火)~10月31日(木)
問合せ:中央図書館
【電話】394-2900
○リーフレット配布中
食品ロスに関するリーフレットを各公共施設で配布しています。
問合せ:ごみ減量推進課
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