令和6年市議会12月定例会 市長所信表明(要旨)(2)

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■仮称・東村山市商工業振興条例の制定に向けたパブリックコメントの実施
市外からの企業誘致に加え、既存の市内事業者の事業拡大に伴う施設の増設・移転等、幅広く支援する体制を構築するべく、当市の現状分析を行ってまいりました。
分析結果等を踏まえ、企業立地に係る奨励制度を含む、商工業振興に係る新条例の基本的な考え方を取りまとめ、12月25日(水)～1月13日(祝)にパブリックコメントを実施することを予定しております。
なお、令和7年4月の制度開始に向け7年市議会3月定例会に議案として提出を予定しており、以上の施策を通じて、市内商工業の持続的な発展、地域経済の活性化および雇用の創出を促進する等、東村山創生を推進し、当市の「稼ぐ力」を高めてまいります。

■東村山市版気候市民会議の開催
2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロとする、ゼロカーボンシティの実現に向けた取り組みの一環として、令和7年1月19日に「東村山市版気候市民会議」を開催いたします。
第1部では東京大学未来ビジョン研究センター副センター長の江守正多氏による地球温暖化に伴う気候変動の現状をテーマに基調講演を、第2部では日常生活の中で実践できる脱炭素に向けた取り組みや工夫をテーマに、市民を代表する30名の参加者によるワークショップを行います。
気候市民会議で得られた結果を令和7年度以降のエコecoチャレンジ事業に直接反映させる等、より多くの市民が主体的に脱炭素化に向けた取り組みに参加していただくきっかけとなるよう、実施いたします。

■東村山駅付近の連続立体交差事業
事業主体である東京都から、新宿線の下り線の高架切り替え時期について、令和7年の夏頃を予定しているとの連絡をいただいたところでございます。
工事の進捗につきましては、高架橋構築工事に加え、ホームおよびコンコースの構築、エレベーター・エスカレーター等、駅の顔となる駅舎の工事が着々と進められております。
用地につきましては、取得率は9割以上となっておりますが、未取得箇所につきましては、地権者からご協力が得られるよう、引き続き契約に向けた手続きを進めているほか、借地につきましても、未契約箇所については、引き続き収用に向けた手続きが進められております。
高架化の切り替えが近づいてきておりますことから、事業の早期完了に向けて東京都および西武鉄道株式会社と連携し、取り組んでまいります。

■いきいき元気アップ100
「いきいき元気アップ100」は、専任の医療専門職が健康診査等のデータを基に健康課題を抽出し、高齢者の保健事業と介護予防を連動して実施する事業であり、9月15日に東京都栄養士会のご協力を得て開催した「シニアのための栄養フェスティバル」を皮切りに開始いたしました。
当市における高齢者の健康課題としましては、低栄養やフレイル傾向が挙げられます。その対策といたしまして、健診結果からリスクがあるとみられるかたを対象に低栄養フレイル予防個別相談会を行うほか、地域の通いの場等にて地域開催のフレイル予防教室や口腔ケア等の講座を実施しております。
本事業を通じて、健康寿命の延伸に繋げてまいりたいと考えております。
(市報11月1日号掲載)

問合せ：企画政策課