■高齢者による石油ストーブ等の事故を防ごう!
高齢者の石油ストーブおよび石油ファンヒーターの事故が毎年多く発生しています。
○事例1
カートリッジタンクの給油口蓋が十分に閉じられていなかったために、給油口蓋が外れて灯油がこぼれ、燃焼筒にかかって発火した。
○事例2
カートリッジタンクにガソリンが混入したため発火し、家が全焼した。
○対処法
石油ストーブや石油ファンヒーターの誤給油事故等が多い背景には、握力が弱く給油口蓋を閉める力が不十分になり、確実に蓋が閉まったことの確認ができない、ガソリンの臭いが分かりづらい等、加齢に伴う身体機能や認知機能の低下等が関係していると思われます。長い間使い慣れていても、今まで大丈夫だったからと油断せず、以下の点を確認し、正しく利用しましょう。
・ほこりを取り除く。
・耐震自動消火装置が正しく作動することを確認。石油ストーブの場合は、燃焼筒が正しく取り付けられていることを確認する。
・新しい灯油を使い、昨シーズンの灯油は使わない。ガソリンの誤給油を防ぐ対策の徹底を行う(専用容器に入れ、別々に保管。ラベル表示で区別する)。
・カートリッジタンクの給油口蓋が確実に閉まっていて漏れがないことを確認する。
・機器と周囲の壁や天井、可燃物との十分な距離が確保できていることを確認する。
問合せ:消費生活センター
【電話】395-8383(直通)
相談受付…午前9時~正午、午後1時~4時
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