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[コラム]歯科医師会

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東京都東村山市

■フッ素でむし歯予防・高濃度フッ素の活用法
フッ素にむし歯予防効果があることは広く知られていますが、なんとなくフッ素入りの歯磨き剤を使っているだけという人は多いのではないでしょうか。
フッ素には溶けだした歯の再石灰化を促進する、歯を固くする、むし歯菌の活動を抑える、という三つの働きがあります。以前、日本の歯磨き剤は1000ppm以下の濃度で配合することが決められていました。しかし、2017年3月より、予防効果がより高い高濃度の1500ppm配合が認められ、スウェーデンのようなむし歯予防先進国と同様の歯磨き剤が手に入るようになりました。
6歳以上になれば、高濃度フッ素配合のものが使用できるようになります。歯ブラシの上に1.5センチから2センチ程度の量を出して使用してください。歯磨きをしたあとにたくさんの水で何回もうがいをしてしまうと、口の中のフッ素濃度が低くなってしまうので、大さじ1杯程度の量で1回だけすすぐのが効果的です。
海外には水道水にフッ素が入っている国もあるようですが、日本の水道水には入っていません。むし歯予防効果を高めるためにも、歯磨き剤の利用だけではなく、歯科医院でフッ素塗布を受けることも良いかも知れません。かかりつけの歯科医院でご相談ください。

東村山市歯科医師会

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