○熱中症特別警戒アラートの創設並びにクーリングシェルターの指定の対応
本年4月1日より、改正気候変動適応法が全面施行となり、熱中症警戒情報の法定化および熱中症特別警戒情報の創設、市町村長による指定暑熱避難施設いわゆるクーリングシェルターおよび熱中症対策普及団体の指定などの制度が措置されることとなりました。
従来の「熱中症警戒アラート」については、暑さ指数が33以上でしたが、新たに暑さ指数が35に達する場合は「熱中症特別警戒アラート」が発令されます。市としては、「熱中症特別警戒アラート」が発令された場合、速やかに市民の皆さまにお知らせし、外出や屋外での運動、作業を止め、エアコンなどを適切に使用した室内で過ごし、水分・塩分をこまめに補給するように呼びかけます。
また、指定暑熱避難施設・クーリングシェルターについては、これまで行ってきた「涼みどころ」の指定を含め、現在検討しており、今後早急に指定します。
いずれにしろ、今年の夏も猛暑が予想されているため、危険な暑さから市民の皆さまのいのちと健康を守るべく、熱中症対策の強化を図っていきます。
○東村山らしい風景づくり
現在、東村山駅周辺のまちづくりや公共施設の再生など、将来のまちの姿に大きな影響を与える取り組みが進んでいることを踏まえ、市民の皆さまが魅力や誇りに感じる東村山の風景を未来につなげていくために、東村山らしさを感じる風景についての基本的な考え方となる「仮称・東村山らしい風景のガイドライン」を、令和8年度を目途にまとめていきます。
そのため、先ずは、意見を収集するために、庁内アンケートや東村山50景などを含めた関係所管とのヒアリングを実施し、そのうえでプロジェクトチームを設置して議論を深めていきます。
また、秋頃には、市民の皆さまと、東村山らしい風景について、その思いや魅力を共有していくためのシンポジウムを開催するとともに、東村山市の自然、歴史、文化や、当市への愛着や誇り、居心地の良さなどを感じる風景を整理していくため、市民意見の募集の開始を考えています。
○食缶方式による中学校全員給食の事業
本事業はPPP手法による民間調理場活用方式にて実現を目指していることから、事業者選定に向けて去る2月21日に公募型プロポーザル実施要領などの公表とあわせ、参加申込の受付を開始し、4月10日の参加申込受付締め切りまでに複数の事業者からご応募をいただきました。
今後の予定としては、6月20日に第2次審査を実施し、6月28日に審査結果を通知、公表予定としています。
その後、優先交渉事業者との詳細協議を進め、8月末までに基本協定および事業契約の締結を目指し、速やかにソフトおよびハード、両面での整備・準備に入っていきます。
あわせて事業実施に向けて、当市が求める要求水準への対応についての確認、並びに学校との様々な調整や課題の整理に向けた協議、食缶方式に対応した中学校給食の衛生管理基準などの検討などを進めていきます。
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