暖かい部屋→寒い脱衣所→熱い湯船
急激な温度変化によって発生!
寒い冬、入浴は心も体も温まる大切なひとときです。しかし、ときとして命に関わる危険が潜んでいます。
暖かい部屋から寒い脱衣所やトイレに移ったとき、また、熱い湯船につかったとき等、急激な体温の変化が起きるときに血圧の激しい変動が原因で、血管の病気等を引き起こすヒートショックが発生します。
ヒートショックを起こすと「めまい」や「失神」等によって「転倒」や「溺水事故」につながる場合や、「心筋梗塞」や「脳卒中」等の命に関わる症状を引き起こす場合があります。
ヒートショックは、高齢者だけでなく、若い人でも起きています。皆さん注意しましょう。
■ヒートショックを防ぐためのポイント
○脱衣所等も暖かく
脱衣所や浴室、トイレを暖めましょう。浴室に暖房器具が無い場合、熱いシャワーを数分かけておくと暖まります。
○入浴時間は短めに
長湯は体力を消耗します。入浴時間は10~15分程度にしましょう。
○入浴の前後に1杯の水を
脱水症状等の防止のために、入浴の後だけでなく入浴の前にも水・麦茶等の飲み物を摂取しましょう。
問合せ:健康増進課
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