■4年ぶりに地域まつり復活人のつながりの大切さ(6月1日)
まちを巡ると鮮やかな新緑と季節の花々が目に飛び込んできます。区内各地ではにぎやかなイベントが行われ、区民の皆さまの笑顔が街じゅうにあふれていることを感じます。
振り返ればこの3年間、それまで当たり前だと思っていたさまざまな行動が制限され、それ故に人々のつながりが希薄になっていきました。
そうした中、先月、新型コロナウイルス感染症の法的な位置付けが変更されることに。もちろんコロナが収束したわけではなく、区は今も、次の波や新たな感染症が襲ってきても対応できるよう、多方面から検証作業を進めています。しかしこれからは今までとは違った形で社会が動いていくことが期待されます。4年ぶりに区内各地で復活した地域まつりもその一つです。まつりを通じて近隣の皆さまが顔見知りになることは、コミュニティの形成だけではなく、安全・安心のまちづくり、災害時の助け合いにも大きな力を発揮します。
この3年間、失ったものもたくさんありましたが、改めて人と人とのつながりの大切さ、そしてそれが「ともに生きるまち」の実現に欠かせない最大のエネルギーなのだと再認識しました。この経験をバネにして、皆さまと一緒に「ふるさと江戸川」を創ってまいります。
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