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自治体の皆さまへ

特集 8日ダョ! 区民まつりに全員集合

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東京都江戸川区 クリエイティブ・コモンズ

5年ぶりとなる江戸川区民まつりが10月8日(日曜日)に開催されます。昭和53年に始まった区民まつりは、世代も活動地域もさまざまな400団体に上るボランティアの皆さんが参加する“手作り”の大イベント。その歴史と魅力、楽しみ方を、第1回の運営から携わっている井桁秀夫(いげたひでお)さん(町会自治会青年部等連絡協議会会長)に聞いてみました。聞き手は、当日の会場でも大活躍する江戸川区おまつりキャラクター「ハッピィ」です!

◆“手作り”のおまつりを
ハッピィ:井桁さん今日はどうぞよろしくお願いします。区民まつりのことをいろいろ教えてね!
井桁さん:こちらこそよろしくね!
ハッピィ:井桁さんは、昭和53年の第1回の時から区民まつりの運営に携わっていたんだよね。どんなきっかけでこのおまつりは始まったの?
井桁さん:初開催から2年ほど前に、区内の町会・自治会の若手有志の集まりの中で「なにか区民が一つになるような大きなイベントはできないものか」という声が出たのが発端だね。
当時は芸能人の出演を目玉にしたイベントが各地で流行していたけれど、その場に集まったメンバーはみんな「区内では太鼓や民謡・舞踊、ダンスなどの文化活動がとても盛んになってきた。こうした人たちが日頃の活動を披露してくれたら、それだけで素晴らしいステージになる」という気持ちだったよ。
僕にとってこの思いは今も少しも変わっていないんだ。他で類を見ない“区を挙げた区民手作りのまつり”として生まれた区民まつり―。ステージ発表はその象徴みたいなものだから、ぜひ皆さんにお薦めしたいね。

◆にぎわいは変わらず
ハッピィ:第1回の時の会場はどんな様子だったの?
井桁さん:場所は今と同じ篠崎公園だけど、並木が今ほど育っていなかったからね、園内をぐるりと見渡せる広い草地の真ん中で準備をしたよ。
各地区の人が装飾を凝らした「花自動車」は当時から目玉だったし、子どもたちの鼓笛隊やブラスバンド、いろいろな模擬店もあって、ほとんど今と変わらない活気だったかもしれないな。
ハッピィ:その頃の井桁さんの一番の思い出はなぁに?
井桁さん:各地域を巡るパレードは、当初は今よりももっと大がかりで、数えきれないエピソードがあるよ。
僕は小松川地区で行われた出発式を担当したんだけど、なにしろ予算がなかった!頭を抱えていたら、幅11メートルもの横断幕に文字を書いたり、それを支える支柱を立てたり、それらの材料を用意してくれたりという協力者が周りから次々に現れて、なんとかなっちゃった。出来上がった立派な出発ゲートを見上げた時の感動は忘れられないね。
ハッピィ:ねえねえ!その出発ゲートってひょっとしてこの写真のことじゃない?
井桁さん:そうそう、これこれ!!そうだ、くす玉もみんなで作ったんだよ。懐かしいなぁ。
小松川地区で行われた第1回でのパレード出発式(昭和53年10月1日)。区のモノクロ資料を、井桁さんの記憶を基に着色しました
ハッピィ:当時から本当に“手作り”のおまつりだったんだね。今年の場外・場内の二つのパレードにも大勢の人の思いが詰まっているから、皆さんに見て楽しんでほしいよね。
井桁さん:ハッピィちゃんもパレードの主役の一人だからね、よろしく頼むよ!
ハッピィ:お任せください!今から張り切ってるもん。さあ井桁さん、「広報えどがわ」を読んでいるみんなに声を掛けようよ。せ〜の…
井桁さん/ハッピィ:10月8日だョ!区民まつりに全員集合~!!

◆アレ、変わった?! ハッピィの歴史
井桁さん:当初はイラストだけだったハッピィちゃんが実際にパレードに登場してくれた時はうれしかったなぁ
しかしこうして見てみるとハッピィちゃん、ずいぶん印象が変わったね!
ハッピィ:なんだか卒業アルバムを見られてるみたいで照れくさいなぁ…

◆第46回 江戸川区民まつりインフォメーション
日時:10月8日(日曜日)9時~16時
(注)雨天実施。
場所:都立篠崎公園
(注)なるべく公共交通機関や自転車・徒歩でお越しください。
(注)当日は会場周辺で道路の交通規制(8時~17時)が行われます。

詳しくは9月下旬に各世帯に配布したお知らせかホームページをご覧ください。
【HP】https://www.edogawakuminmatsuri.jp/

問合せ:コミュニティ係
【電話】03–5662–0515

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