■人生100年時代、食事と運動、生きがいを大切に(11月1日)
江戸川区内で100歳を超える方は245人。今や人生100年時代ですが、60年前には100歳を超える方は一人もいませんでした。私は毎月、100歳を迎えられる方を訪問し、お祝いの気持ちを伝えています。お話を伺うと、多くの方が食事と運動、そして生きがいを大切にされています。先日訪問した男性は、「“自分は幸せ者”が口癖です。何事も前向きに捉えます。それが長生きの秘訣かもしれません」とおっしゃっていました。まさに、日々の生活の中で心に留めておきたい言葉です。
皆さまが趣味を生かし、健康で生き生きとした毎日を過ごしていただけるよう、本区では昭和52年(1977年)に全国初となる、「くすのきカルチャーセンター」を開設しました。そこで行われている書道や手芸、水墨画、英会話など34種の教室では、毎年、講師の熱心なご指導をいただきながら多くの受講生が学んでいます。先月行われた文化祭には、169団体・2275人の卒業生の皆さまが参加されました。2日間にわたって、生き生きと演奏や踊り、作品の数々を披露してくださり、私も感銘を受けました。
今の住みよい江戸川区を築いてくださったのは高齢者の皆さまで、感謝の気持ちでいっぱいです。これからも、活力ある地域づくりのために力をお貸しください。
江戸川区長 斉藤猛
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