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自治体の皆さまへ

短距離で世界を目指す中学生、夢へのスタートライン。(2)

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東京都渋谷区

◆世界大会でメダルを取れるような強い選手になりたい
◇渋谷区では令和3年度から「シブヤ『部活動改革』プロジェクト」が始まり、外部の指導者が学校の部活動に協力する体制づくりを進めています。生徒や学校側にはどのようなメリットがあると感じますか?
水野:生徒たちは専門的な指導が受けられるため、より良い成果が残せるようになると思います。その結果、区全体の部活動のレベル向上にもつながると期待しています。

村上:水野コーチから指導を受ける前は、記録を伸ばすことよりも陸上競技自体を楽しむことを重要視していました。その当時も楽しく走っていましたが、水野コーチの指導を受けて記録がどんどん伸びるようになり、走ることがさらに楽しくなりました。

◇渋谷区全体の部活動の特徴や強みを教えてください。
水野:区内の学校の陸上部は、合同練習などを通じて他校と交流する機会が多くあることが特徴です。また、交流を通じて切磋琢磨することが選手のモチベーションの向上につながり、同時に練習の質も上がっていくのが強みであると感じています。

◇陸上競技の魅力を教えてください。
村上:自分自身との勝負であると同時に、他の選手や過去の記録との勝負でもあるところが魅力です。これらの存在が刺激となって、もっと良い記録を出したいという思いにつながっています。

水野:努力すればするほどタイムが縮まるところが魅力だと思います。また、陸上競技は個人競技ではありますが、一緒に練習する仲間との絆も大切です。特にリレーは、選手個人の力量だけでなく、チームメートとの信頼が大きく関わってきます。個人競技でありながらチームスポーツでもあるところが大きな魅力ですね。

◇今後の目標を教えてください。
村上:夏の全国大会は調子が上がらず予選落ちしてしまったので、来年、高校生になったら、インターハイの決勝まで進み、メダルを取れるように頑張りたいです。将来的には100mで9秒台を出して、世界大会でメダルを取れるような選手になりたいです。

水野:目標は、原宿外苑中学校陸上部を全国大会の常連校にすることです。渋谷区の皆さんから応援されるような部活にしていきたいですね。

◇最後に、区民の皆さんに向けてメッセージをお願いします。
村上:何事においても諦めたくなったり嫌になったりすることはあると思いますが、最後まで努力し続ければ必ず報われる時が来ると思います。今、何かに挑戦している人は一緒に頑張りましょう。来年2月1日と2日に「2025日本室内陸上競技大阪大会」が開催されます。YouTubeでも配信されますので、ぜひ、応援をよろしくお願いします。

水野:これからの原宿外苑中学校の陸上競技部にご注目ください。温かい応援をよろしくお願いします。

≪「渋谷のラジオ」で放送中!≫
村上さん、水野さんへのインタビューは12月17日・24日に「渋谷の星」で放送します。

■村上さんの主な競技成績(令和6年度)
7月 第63回東京都中学校総合体育⼤会陸上競技⼤会
・男⼦3年100m 1位 10秒85(⼤会新記録)
・男⼦共通4×100m 1位 43秒47(⼤会新記録)
7月 第70回全⽇本中学校通信陸上競技⼤会東京都⼤会
・男⼦共通4×100m 1位 43秒22(⼤会新記録)
8月 第52回関東中学校陸上競技大会
・男⼦3年100m 2位 10秒85・男⼦共通4×100m3位43秒35
9月 第77回渋谷区立中学校陸上競技大会
・男⼦3年100m 1位 10秒97(予選10秒93大会新記録)
10月 第77回東京都中学校⽀部対抗陸上競技選⼿権⼤会
・男⼦3年100m 1位 10秒65(東京都中学新記録)

問合せ:広報コミュニケーション課広報係
【電話】03-3463-1287【FAX】03-5458-4920

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